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コミュ力の価値

こんな記事を見ました。

ここで語られているコミュニケーション能力の話が面白かったので声優の視点も交えて語ってみようと思います。


1. コミュニケーションの価値

ウォーレンバフェット氏は、コミュニケーション能力に投資することで、個人の価値を50%高めることができると述べています。
これは、バフェット自身がビジネスを成功させるために身をもって経験したことからくる考えだったようです。
コミュニケーションは、私たちが日々の生活で行うあらゆる交流の基盤となります。仕事でのプレゼンテーションから、友人や家族との会話に至るまで、効果的なコミュニケーションは成功への鍵となるのでしょう。

2. コミュ力とは何か?

コミュニケーション能力とは、単に情報を伝えることだけではありません。表現力と受信力が、人と人との関係構築において中心的な役割を果たしています。
表現力は、相手に自分の考えや感情を正確に伝える能力です。これには、言語的コミュニケーション(会話や文章での言葉選び)、非言語的コミュニケーション(ボディランゲージやトーンなど)があります。
受信力には相手の話を聞く姿勢(傾聴力)、相手が伝えたい内容を正確に読み取る力(読解力)、相手の気持ちに寄り添う力(共感力)などがありますね。

3. 声優とコミュニケーション能力

声優が演技をする際には、様々な場面で表現力と受信力が求められます。
まずは台本の読解では脚本家や演出家の意図を理解する読解力が求められます。
演技プランを作る段階では、キャラクターが何を感じて生きているのか、どうすればその人間性が視聴者に分かりやすく伝わるのかといった共感力が必要。
そして、マイク前の演技では、その意図を伝える表現力が求められます。
声優は文字による情報を声という形で伝えることで、聴き手に思った通りの印象を残すことができます。この力はきっと、ビジネスコミュニケーションにおいても同様に重要です。

4. 演劇トレーニングのビジネスへの応用

コミュニケーション能力向上への自己投資を行うために、なにをすればいいのか正直なところ分かりませんよね。
日本の教育は読み書きに重点を置いた内容になっているので会話でのコミュニケーションに関する教育はかなり薄いので、いざ自己投資をしようと思っても、どこで何を学べばいいのかすら分からなくなる気持ちも理解できます(笑)
僕の体験から言うと、演劇のトレーニングはコミュニケーション能力を高めるための有効な手段だと思います。
演劇では、役になりきることで自分以外の視点を理解し、その人物を表現する訓練をします。例えばこのような訓練は、ビジネスにおいても、顧客やクライアントのニーズを理解し、それに応えるために有効なスキルとは思いませんか?
演技に必要な表現力と受信力のスキルは、きっとビジネスの場でも活かすことができるし、それを多くの人に学んで生活をより良くしてほしいと願っています。

最後まで読んでくださってありがとうございます。
コメントをくださると今後の活力になりますので是非お願いします。
もし、仕事や日常生活でこんな問題が起こってるんだけど、これはコミュニケーションの問題なのかな?という疑問があればコメントに残してくださいね。役者の視点から何かお答えできるかもしれません。

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