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自己成長と演技のはなし

ある日、私は声優の仲間と一緒に飲んでいました。
久しぶりの再会だったので近況報告とか芝居談義に花を咲かせていたんです。
そんな中でこんなやり取りがありました。

「声優のスキルってざっくり言えばコミュニケーションスキルじゃない?」
「うん」
「僕はさ、それをビジネス向けに再構築して社員研修として売っていきたいんだよね」
「おおーいいですね」
「それがうまくいったら、売れっ子じゃなくても上手い役者が食っていける道も増えるしいいと思うんだよねー」
「それは黒木さんがコミュ力高いからできるやつじゃないですか。どの役者でも出来るもんじゃないですよ笑」
「え、でもそういう講師の役としてなら資料があれば90分喋れるんじゃない?」
「あぁ、それなら出来そうですね」

その時はまぁそうだろうと思って雑談の一つとして流れていましたが、
今になって思うとこれは重大な事実が発覚したのかもしれない。

素の自分のままでは講師なんて出来ないと言っていたのに、役作りすれば出来るイメージが一瞬で想像できてしまう。
これはプロの現場にでる役者ならおおよそ共感しれくれると思います。

で、

この「役作り」を活かせば、例えばプレゼンに苦手意識のある人に対して有効な成長手段になるのでは…?

演技することは自分とは違う別人になるのではなく、自分の人間性(価値観)を広げて別人の思考パターンで生きるようなイメージです。
それって普通に人が他人から学びを得て自分の考えが多角的になるのと近いのかもしれないと思いませんか?

だとすると、演技すればプレゼンが苦手な人でも、得意な人の価値観で思考できれば普通にできてしまうのかもしれない。
そんな研修プログラムを作れたら多くの人を喜ばせられるのでは?

最近はそんなことを考えています。
早くこの考えが正しいのかを試してみたいものです。
毎日のように研修内容をアップデートしていますので、きっとこれからもっと面白い社員研修や人材開発サービスを生み出せるようなみ出せるような気がしています。

ご依頼、ご相談、いつでもお待ちしております。
HPも更新中ですので、声優があくせくしながら起業していく姿もお楽しみください笑

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