「コオロギチップス」ってなんだ?
近所のスーパーで売られていた「コオロギチップス」(429円税込)。
「興梠(こおろぎ)」というメーカーが作った高級ポテトチップスかと思いきや、虫のコオロギだった。
ポップに書かれた「コオロギたっぷり30%使用」が抜群のインパクトを放っていた。
少子化の日本で暮らしていると実感がわかないけど、世界規模で見れば人口は増加の一途を辿っている。それに伴い、2050年くらいまでには今よりももっと多くの食糧が必要になると言われていて、意識の高い人の間では、昆虫食が少し前から注目を集めている。
そんなトレンドを背景にしているのか、この商品は、コオロギを全面に押し出しているのだ。よくよく見れば「未来の健康スナック」なんて、意識が高いキャッチコピーも使われている。
仕入れ担当者の意識が高いのか、食糧問題は深刻さが日本人の想像をはるかに越えているのか、町のスーパーで、売られ出したことは、結構なインパクトだった。
今はまだ「えーコオロギ?」と敬遠しちゃうけど、100年後の未来では、子供のおやつは、昆虫由来のスナックなんて時代も来るのかもしれない。
自分はまだ抵抗があるので、せめて賞味期限が近づいた値引きシール付きの商品を中心に選んで、微力ながらもフードロス削減に貢献しようと思った。
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