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文章上達の近道~文章添削のススメと注意点

名作の影に、名編集者あり。

そんな言葉があるように商業的に文章を書いていく上で、編集者は書き手の大切なパートナーと言えます。

書き手のよき理解者であり、紡いだ文章を最初に読む読者であり、売るための算段をしてくれるプロデューサーであり、書き手が執筆だけに集中できる環境を作ってくれる秘書だったりもします。

そして文章上達の点においても、編集者は大きな役割を果たします。

ただ、編集者が付くような環境で文章を書く機会は、作家さんやライターさんでもない限りは、なかなかないですよね。

そこでオススメしたいのが、身近な人との相互添削です。

今回はその辺をじっくり説明していきます。

※4月29日から有料公開に切り替え予定です。

「恥ずかしい」を捨てるのが第一歩

文章がうまくなろうと思ったら、人に読まれるというプロセスは避けて通れません。

文章自体、人に「何か」を伝えるためのものなので、当たり前と言えば当たり前ですが、意識的かつ、特定の誰かに読んでもらうのは、かなりの心理的ハードルがあると思います。

このnoteやSNSで書くことも他の誰かに読んでもらうという点では共通しますが、「添削」は「公開」の次のステップです。
※商業的な文章では本来「添削」→「公開」の順番なので、あくまで個人での発信に軸足をおいた時の話です。

とはいえ、自分の文章を特定の個人に読んでもらうって、noteやSNSで公開する以上に恥ずかしかったり、勇気がいりますよね。

「酷評されたらどうしよう?」
「変わり者と思われたらどうしよう?」
「下手くそとか思われるのかな?」

そんな思いがよぎると思います。

でも、「添削」してもらうことは、単に「公開」することでは得られない気付きがたくさん得られます。

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