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旅の記:2023年9月のツアー㉚出雲大社<出雲国一宮>(島根県出雲市)

【旅の記:2023年9月のツアー㉚出雲大社】

今回で三回目の参拝となりました出雲大社。明治以前は杵築大社と呼ばれていたそうです。スサノオの子孫で、国造りに尽力したオオクニヌシを主祭神としています。
国譲り神話が伝えるように、かつてここには一大勢力があり、大和朝廷によって征服され?あるいは交渉で?出雲国は臣従することになったとされ、そのかわりに空高くそびえ立つ神殿を造ってもらうことになった。実際に神殿の支柱の一部が発見されていますね。しかし実際に出雲国の人々は駆逐され、その怨霊制御のための神社ではないかという説、などなど、歴史も古ければ謎も多い神社でもあります。
三回目だからというわけではなく、時間のこともあって駐車場から直接拝殿の方へお参りして、ご挨拶。旅の無事をお祈りしました。

拝殿。二礼四拍手一礼という珍しい作法です。宇佐神宮もそうでしたね。四拍手には「春夏秋冬」「東西南北」の他に「死」という意味があるのではないか、といういろいろな説があります。
しめ縄も普通の神社とは逆で、両端が細く真ん中が太いスタイルで、日本では右が上位という考え方だが、左上位の形でしめられているという。
八足門。手前の丸いのはかつてあったとされる巨大神殿の支柱跡が見つかった芭蕉です。
オオクニヌシのいるご本殿は西を向いているということで、西側の塀にはお賽銭箱が用意されています。稲佐の浜に向いているとか、拝殿からまっすぐの塀の向こうにスサノオのお社があり、正面からお参りできるようにとか、怨霊封じの神社は参道が曲がっていいるから、などいろいろな説があります!
神楽殿のしめ縄。圧巻!

今回はディープに掘り下げていませんが、前回2015年に来たときは出雲大社も、スサノオの関連神社も結構巡っていますので、お時間あればぜひに!
→【旅の記:出雲&松江へ】


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