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地方共創

最近は地元秩父エリアの同世代仲間と『川とサウナ』というブランドを作り、秩父エリアでフィンランド式サウナを盛り上げる活動をしています。

地方創生なんて言葉が流行って久しいですが、このメンバーはそんな言葉は意識せず、自分達が楽しい!気持ちいい!という体験価値に重きをおいて、地元にこんなのあったら自分達が嬉しい!というビジョンで地域の人を巻き込み前進するパワーがあります。

ここには月に1回も来ない大企業の新規事業担当者にも、ワークショップが好きなコンサルファームにも無い、地域住民の繋がりをフルに活用する“地方共創”という強みがあります。

先週末は『川とサウナ』にとって2つの嬉しい出来事がありました。

1つ目は、秩父エリアに移住してきたフィンランド人のハーフの人と繋がりを持てた事。その人は日本にフィンランド式サウナが少ないので、自分で建ててしまおうと思い立ち、秩父の物件を見つけて移住までしてきたちょっと変わった人でした。年齢も我々に近く子供も2人いるのに凄い実行力を持った人です。

土木関係の仕事を活かし、サワラという水に強い木材を地域で仕入れ、加工まで自分でやりログハウスを組み立てていました。フィンランド関係の繋がりを活かし、現地の大工に組み立てをサポートして貰ったり、格安でストーブやサウナストーンを個人輸入したりしています。
これはまさしく、川とサウナでやろうとしている事であり、いきなり最強レベルでチート級の仲間ができてしまいましたw 今後は川とサウナイベントや、こちらでサウナパーティなど色々やっていこうと話を進めています。

2つ目の出来事は、横瀬町の某施設のオーナーにサウナとの事業シナジーの話を持ちかけて、常設サウナの設置を前向き検討してくれた事です。

これで念願の常設サウナを横瀬町に設置する見通しが立ちました!ベンチマークは長野の野尻湖畔にあるThe Saunaです。
こんなサウナが近所に出来たら毎晩通ってしまいそうw 早く建てたい!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000014783.html

建設までのマイルストーンはこれから立てて行きますが、最大の課題は建設費でしょうか。
こちらは、クラウドファンディングで集めようとしていますが、首都圏から1番近い本格的なフィンランドサウナ&近接施設のコンテンツのシナジーで、一瞬で目標金額を達成する自信があります!乞うご期待!

地方は人が少ないと言うけれど、自分達が価値があると思う何かを信じて動き続ければ、同じ想いを持った人が繋がって大きな動きになっていく。これらの人と人の繋がりは、繋がってる誰かの紹介などを介してさらに広がっていきます。

日本に数えるほどしかないマイナーな戸建てのフィンランド式サウナですら繋がる事ができたのだから、もはや出来ない事は無いんじゃないでしょうか。地域の人リソース活用は思った以上のポテンシャルを秘めてると確信しました。

地方だからこそできるサスティナビリティの本質、それは言葉だけの地方創生じゃなく、住んでる当事者達がビジョンで繋がる『地方共創』という形なのではないでしょうか。

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