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横瀬町に移住して半年の振り返り その2

秩父の横瀬町に移住して半年経った振り返り第二弾は『横瀬町の暮らし 平日編』です。

移住したら仕事どーすんの?の問題が最初に来ますが、僕は都内勤務の仕事をそのまま続けてます。ちなみに妻は都内勤務を辞めて横瀬町の地域おこし協力隊として働いてます。
都内まで通勤してると言うと、「大変でしょ?」といつも言われますが、以前noteでも記載した通り、

池袋まで指定席で座って行ける特急ちちぶ号(レッドアロー/ラビュー)のおかげで超快適に通勤ができてます。
何人かいる都内通勤者仲間が口を揃えて『池袋までは家、通勤は池袋から』と言うように、ゆったり座れるシートは、家のリビングの如し。

いや、もはやここは家だ!池袋からが出勤で、池袋に帰り着いたら帰ったも同然だ!と、こんな感覚に陥っていくのです 笑

そして最近は車両もレッドアローからイモムシのようなラビューに切り替わっており、2020年には全てラビューになるそうです。

このラビューですが、レッドアローに比べ車両の揺れも小さく、静寂性も高く、窓も大きいので家のリビングからラウンジにグレードアップしてくれます。

想像してください。家に大きな窓のラウンジがあって、目の前に大自然豊かな風景が広がり、そんな景色を見ながらゆっくり過ごす朝。気付いたら都心に到着しているのです!
これは『どこでもドア』と言っても過言ではありません。

通勤の話で熱くなりすぎましたが、他の生活はどうかと言うと、日常の買い物であれば何でもある都心部と比較しても、店が多いか少ないかくらいで特に困った事はありません。

ただ、移動手段は自家用車や自転車、オートバイがメインで、近所での徒歩移動は殆どありません。

僕は元々、日々の移動はもっぱらマイカーだったので、この生活は全く苦では無いのです。ですが都内生まれ都内育ちの妻ちゃんは、最初はかなり車の運転に苦労しました。
それでも自分の車を使って公道でレクチャーしてくれる出張型のドライビングインストラクターの指導を受けてから少し自信がついて、今では狭い道を避ければ普通に運転できています。

車があれば横瀬町から10分〜20分程度の移動でスーパーやコンビニ、薬局、ホームセンターの全てに行けるし道も殆ど混んで無いのでストレス無くアプローチできます。
困っている点は、強いて言えば映画館が無いので片道1時間くらいかけて行かなきゃならない事と、21時を過ぎると飲食店に選択肢が極端に少なくなる事くらいです。
幸いにしてまだ医者のお世話になるような大きな病気に罹って無いので、病院事情はまだ分かりません。

食材に関しては、ご近所さんが畑をやっていると、お裾分けで色々な野菜が貰えたり、猟友会の知人がいれば鹿肉がたまに貰えたり、果物や魚が貰えたりと、ありがたい事も田舎ならではかもしれません。畑も結構余っているので、探せば近場で借りれる事もあります。妻は2つの畑を借りて、早速作物を育て始めました。

あとは、警察署の免許更新や役場など公的機関も空いていて待ち時間がほぼゼロで手続きができるのも良い所です。パスポート発行も秩父市役所でできましたが、待ち時間は無かったです。

さらに都会に無くてこっちにある物といえば、やはり大自然でしょうか。
外を歩くだけでも空気が綺麗だし、そそり立つ武甲山を見ながらの散歩やジョギングは、車が行き交うコンクリートジャングルの都会より断然気持ちが良いです。

毎朝、朝日に照らされる山々をるだけで気持ちもリフレッシュされ、気持ち良く仕事に向かえます。

他、気になる点としては、災害でしょうか。秩父は地盤が強く地震に強い土地柄と言われています。その為か地域住民の防災意識は低いようです 笑
最強クラスの台風19号も山間は土砂崩れの被害が出ましたが、幸いにして死者ゼロ。下流域で大きな被害をもたらした河川の氾濫は一部発生したようですが、民家への被害が出ていないようです。大雨が降って一定量の降水量を超えると西武秩父線が正丸トンネル前でストップし、足止め食らった事は1回だけありました。
それより電車とシカの衝突で一時停止する事のほうが多いです 笑
あと2014年には大雪被害はありましたが、一生のウチに1回か2回あるか無いかくらいでしょうし、平年は積もる事の方が少ないらしいので、そこまで気にしてはいません。

夏は暑いと散々脅されましたが、今年はあまり気にならなかったです。それより盆地地形の特徴か湿度が高い!家は除湿機2台とエアコン2機のフル稼働でカビ発生を未然に抑えました。これを怠ると、地域によってはカビだらけになると事前に聞いていたので気合い入れて対処しました。

冬は寒いと皆言っていますが、冬が好きでキャンプや雪山に行くくらいなので、僕的にはそこまで身構えてはいません。

以上が移住して半年経って感じた平日暮らしのトピックでした。ネットが繋がってAmazonで買い物ができれば、都内暮らしと遜色無いどころか、それ以上の暮らしができると思います。

次回は『横瀬町の暮らし 休日編』を書こうと思います。こちらは熱がこもった記事になりそうな予感w

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