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無意識の影響を探究すること

なぜその行動を取ったのか?なぜ取りたくない行動を取ってしまうのか?同じ事象でも、なぜ思い通りに行くときと行かないときがあるのか?

自分の中にある無意識のバイアス、潜在意識の影響を知ることは、長い間追い続けているテーマである。自分の心の中で何が起きているのかを知りたいと感じて、本屋や図書館に行くたびに脳科学や臨床心理、精神分析の本に手を伸ばす。

10代のころから集中したいと思っても集中できないことが多かった。まず第一に不安のような孤独感のような漠然とした何かが現れて、目の前のことに集中できなくさせてくる。やりたいと思ってもできない、というのは非常に奇妙な感覚で、自己を憔悴させることもしばしばある。

ここ一年で目の前の物事に集中することができるようになってきて、自分の心身にどういう変化が起きたのかが知りたい。最近関心が深いのは脳科学、神経科学の側面から考察することで、ドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質が自分には大きく影響しているような気がしている。

アスリートは強いストレスや刺激的な報酬を受けやすく、引退後もその報酬を求めてしまうことが多いそうだ。ドーパミンを強く求める、ただ引退後は刺激的な日々を送れない、だから薬物やギャンブルに手を出す場合が多いそうで、非常に納得できるなと感じていた。スポーツを長年やってきた影響は自分のなかで明らかに計り知れないほど大きくて、そんな側面からも自己を考察していきたいと思っている。

無意識領域の知見や、脳科学の知識を集めていくと、自分のせい、と言えることはほとんど無いと思うようになる。これは非常に大きくて、誰しも自分のせいだと思ってしまうようなことでも、原因を特定し立ち向かえるようになる。

これからも無意識について探究していきたい。





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