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図書館にある安心

今日は梅雨の合間の晴れ日だったので、図書館に足を運んだ。最近は時間があるので週3,4で図書館に行く。読みたい本、理解したいテーマがたくさんある。読めば読むほどこれは広がっていく。

図書館にいると、どこか安心する気持ちになる。本棚と本棚に囲まれて、秘密基地のような自分だけの空間になる。周りにも本好きの老若男女がいて、自分では手に取らないような本を手にしている。

気になった本を開いて、自分のなかにある世界が広がることは、ザラついた感情を少しばかりほぐしてくれる。

この言葉にならない悩み、嫌な感じは何なの?というときでも、それをすでに経験していて、本の中で言葉にしている当事者がいたりする。それもたくさん。

図書館にいると、本と本の間にたくさんのつながりがあって、スクラムを組むようにそれぞれがジャンルとして確立されている。

そしてある本を読めば、そのスクラムの仲間入りだ。本はただそこにあるだけ。あるテーマについて勝手に仲間入りできて、本のなかの先輩たちになにか否定されることもない。否定されずに新しい世界にチャレンジできるって、読書というのはなかなか良いものだと思う。

こうやって、たくさんの安心がある図書館がいつの日からか好きになり、よく足を運ぶ。何回行っても、図書館はいつもやさしく迎え入れてくれる。


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