できる子って言われなくても知ってる

自分が一番知ってる。

まだまだやれるって。

人にどうこう言われる前に自分で気づいている。

自分はこんなもんじゃないって。

ただタイミングが合わなかっただけなんだ。

経験が少したらなかっただけ。

でも知ってる。

言い訳がましいのも自分。

知ってる。

言っても仕方がない。

思っても仕方がない。

ただ少し言わせてくれればそれでいい。

ほんの少しでいい。

たまにあるじゃん！

わかっちゃいるけど、言い訳言いたくなる時。

大丈夫！

自分で立ち上がるから。

少し遅いかもしれないけど、

立ち上がろうとしてるから。

見てて。

皆口出すの早いよ。

まだまだでしょ。

もう少し待ってて。

そしたら

スパーン！と起き上がるから。

ヒーローみたくカッコよくて起き上がるから。

かっこいいミュージック流して待ってて。

アルマゲドン並みにかっこいいから。

まだ待って！

今じゃない！

わかってる。

自分がすぐ凹むことなんて。

でも起き上がりも早いから！

少し難があった方が後々かっこいいでしょ？

それがヒーローでしょ？

ヒーローが何でもかんでもすごいわけじゃない。

ヒーローはいつでも皆よりも遅れてくるし1度は負ける。

それでも立ち上がるのがヒーロー！

そう。

今のわたし。

ふぅ〜かっこいい！！

落語でも歌舞伎でもなんでもそう。

主役はいつも遅れてくる。

現れるのは事件が起こった後なんだ。

それから推理したり暴れるからかっこいいんだ。

ヒーローが事件が起きる前に止めていたら何にも面白くない。

面白くなるのは事件が起きてからだ。

自分何も持ってないから。

言いたいだけなんだよ。

そんなわけないじゃん！持ってるよなんでも！

これまで生きてきた生き様は
誰にも負けねえよ！

そして言われたいだけなんだよ。

そんなことないよ！って。

そんなことないよって
言った人間の顔
全員覚えてるからな！

そんなことないよの後の一言目が大切だぞ！

蔑ろにするなよ！

ヒーローの機嫌は損なわせちゃいけないんだ！

いい感じでもちあげてくれ！

重い腰を持ち上げるきっかけを与えてくれ！

あなたがいないとヒーローは誕生しない。

ヒーローはいつも求められて初めてヒーローになる。

助けを求められてもないのに手を貸すのはただのおせっかい。

自分が一番知ってる。

今がその時だって。

できる子なんて言ってくれるな！

自分が一番知ってるから。

さて！

起きあがろう。

ヒーロは皆のために存在する。