英語力に自信がない人がワーホリする際に注意すべきたった3つのこと
とにかくワーホリを使って海外生活がしてみたい。
でも、英語の勉強なんて高校生以来だし自信がない。
まして、中学生の義務教育レベルですら怪しいかも…。
ワーホリで海外生活を始めるとなると、どうしても立ちはだかるのが言語の壁。
日本に住んでいるとTOEICを勉強している意識高い系の人でない限り、学校を卒業した後に英語を勉強し続ける人はほとんどいないでしょう。
英語ができないけど、現地で生活していけるのだろうか?
英語ができないけど、現地でバイト先が見つかるのだろうか?
現地で友達が作れるのだろうか?
もしかしたら、レストランで料理を注文するのもキツいかも…。
英語ができないために、このような不安がつきまとってくるのは当然のことだと思います。
英語はできるに越したことはないです。
しかし、英語ができなくても現地での生活は十分にできます。
僕はワーキングホリデーでカナダとオーストラリアに合計2年間滞在してきました。
バイトも飲食店のキッチンスタッフを9ヶ月、ホールスタッフを1年やってきました。
その中で、多くの日本人と一緒に仕事をしてきました。
中には、英語がほとんどできない人もいました。
でも、英語ができない人達も一緒に楽しく働くことができていました。
一方で生活に耐えきれなくて、すぐに日本に帰国してしまう人も一定数いました。
同じ英語できない者同士でも雲泥の差です。
では、どうすれば英語に自信がない人でも楽しくワーホリ生活ができるのでしょうか?
これから説明します。
▶︎こういう人にオススメ
・語学学校に通うお金がない人
・毎日が忙しくて、英語を勉強する余裕がない人
・英語にアレルギーがあるが、海外生活はしてみたい人
・英語力はあるけれども、現地でうまくやっていけるか不安な人
▶︎こういう人にはオススメじゃない
・ワーホリに真剣じゃない人
・海外生活をしたことがある人
・英語力に自信があり、コミュニケーション力も抜群の人
・出国までに英語の勉強をする余裕があり、やる気がある人
①地方に住むのは論外⁉︎滞在先は大都市一択
これは超重要です。
英語ができない人が自由に住む場所を選べないというのは知っておいてください。
理由は大都市には日本人が多いからです。
僕はカナダのトロントとオーストラリアのシドニーに住んだことがありますが、移民された方も含めて日本人は本当に多かったです。
特にオーストラリアのシドニーだと、スタバに行けば必ず日本人がいるくらいです。
日本人が多いとなると後述しますが、日本人経営のジャパレスと日本人コミュニティが多かったりします。
現地の日本人とコネクションを作っておけば、いざという時に本当に助かります。
間違えても、カナダのモントリオールとかオーストラリアのパースとかの地方都市を滞在先に選ばないようにしてください。
僕はカナダのトロントに滞在していた時に、キャッシュパスポート(海外でお金を引き落とせる銀行のキャッシュカードのようなもの)の暗証番号を間違えてしまい、ATMに吸い込まれて返ってこないということがありました。
その時にたまたま近くに僕がお世話になっていたエージェントの事務所があり、そこで働いていた日本人に助けを求めて事なきを得ました。
もし、当時の僕ひとりで銀行員に事情を説明するとなると、キャッシュカードは返ってこなかったでしょう。
日本人が身近にいるというのは、英語弱者からすればすごくありがたいことなのです。
僕はカナダ、オーストラリア、フィリピンと3カ国で4年間海外生活をしてきましたが、海外で出会った日本人には本当に助けられました。
英語ができるできないに関わらず、楽しく無難な海外生活を送りたければ、大都市を選びましょう。
英語に自信がない人に大都市をオススメするのには、もう一つ理由があります。
それはバイトの求人数が圧倒的に多いことです。
僕はオーストラリアにワーホリしていた時にシドニー以外に地方都市であるアデレードにも住んだことがありました。
2つの都市でバイトを探していた時に求人数の圧倒的な違いを肌で感じました。
単純にシドニーの方がアデレードの4倍くらい求人が多かったです。
シドニーだと毎日のように新しい求人が日豪プレスという情報サイトにあがってきます。
一方、アデレードだと3日に1件くらいしか上がってきません。
そうなると、バイトの選りすぐりをする余裕がなくなります。
当然、英語が必要になってくるバイト先も検討しないといけなくなります。
そして、言わずもがな英語ができない人を簡単に雇ってもらえるワケがありません。
僕はアデレードでバイトのたらい回しにあっていた頃、レストランに直接出向いて、レジュメ(履歴書)を渡してました。
英語力がそこそこにあるからこそできた選択肢です。
英語ができない人だと直接レストランに出向いてオーナーに交渉することも難しいでしょう。
実際にレジュメを出したレストラン
英語力にプラスして行動力も求められてくるので、地方でのワーホリ生活はかなりのハードモードになります。
ただ、その分自分自身の成長に繋がることは確かです。
②ホールスタッフはダメ、ゼッタイ‼︎バイトは日本食レストランのキッチン一択
女の子だったら、レストランのホールスタッフがバイトの花形と言ったところでしょうか。
なんだかキラキラしているイメージがあるし、キッチンで働くより楽しそう…。
英語ができないのなら、絶対にやめてください。
飲食店のバイトをしたことがある人ならわかるかと思いますが、お客様とのコミュニケーションはもちろんのこと、キッチンスタッフとのコミュニケーションも欠かせないからです。
僕は海外のラーメン屋、日本食レストラン、寿司屋でバイトをしたことがあるのですが、海外のお客様は日本以上に要望がすごいです。
メニュー表に書いていないオーダーを無理矢理押し通そうとしてくるのは日常茶飯事。
寿司屋だと、カッパ巻きのきゅうり抜きとかのワケのわからないオーダーを普通にしてきます。
ラーメン屋だと、ラーメンの麺抜きとかです笑
そうなると独断でできるかどうかが判断できないので、キッチンスタッフに確認を取ります。
この流れが起こる頻度がしょっちゅうなのです。
ほぼ毎日と言ってもよいでしょう。
キッチンスタッフが外国人だと、英語で事情を話さないといけないので必然的に英語を使うことになります。
英語できちんとお客様のリクエストを説明できなかったら大迷惑です。
英語力がある程度ないと海外の飲食店のホールスタッフは務まりません。
では、英語を使わなくてもできるバイトはないのか?
日本人が経営している日本食レストラン(通称ジャパレス)のキッチンです。
なぜかというと、周りが日本人だらけだからです。
さらに言えば、ジャパレスはイメージをすごく大事にするので、ホールスタッフも日本人で固めることが多いです。
となれば、お客様から要望があったとしても、キッチンスタッフとのコミュニケーションは日本語になります。
日本で働くのとほぼ同じ環境で働くことができ、英語ができないことはほとんど問題にはなりません。
英語に自信がない人は真っ先にジャパレスのキッチンを検討するようにしましょう。
ただし、ジャパレスはオーナーが外国人であるケースも多いです。
そういうジャパレスは日本人にこだわらず外国人スタッフも雇いがちです。
英語環境になりがちなので避けるべきでしょう。
面接の時に英語で会話することになるので、そこでふるい落とされるのがオチですが。
ちなみに余談ですが、
「英語ができないのにホールスタッフで働きたい人がいるワケないじゃん笑」
と思われる方がいるかもしれないので、あえて言っておきます。
カナダのトロントでバイトをしていた時に、実際にいました。
その子は女の子だったので、ホールスタッフという女の子のバイトの花形を躊躇なく選んだのでしょう。
案の定、トラブルだらけでした。
オーダーの取り間違いはしょっちゅう。
電話がかかってきても、取ろうともしない。
そして、職場のカナダ人とも馴染めず、バイト先のクリスマスパーティとかには一切参加していませんでした。
はたから見ても、まったく楽しそうじゃありませんでした。
結局、その子はバイト先に馴染めず、3ヶ月くらいでバイトをやめて帰国しました。
こんな話を聞くと、
「海外のキッチンで働く女の子って実際は少ないの?」
と言う話になりますが、そんなワケないです。
普通にいました。
カナダのラーメン屋でもカナダ人も日本人も含めて女の子がキッチンで働いてました。
オーストラリアのシドニーの寿司屋では韓国人の女の子がキッチンで巻き寿司を巻いてました。
要はどれだけプライドを捨てられるかどうかが大事です。
プライドが高い人は英語ができるできない問わず、ワーホリ生活は大変なことになるでしょう。
③友達が欲しけりゃ、日本人コミュニティに入る
せっかくの海外生活なのに友達もいなくて、ぼっちで生きていくなんて寂しすぎる。
おそらく、日本に帰国してしまう1番の理由がこれです。
英語ができないとなると、当然外国人の友達ができない。
バイト先のジャパレスで仲の良い日本人が見つかれば問題はありません。
しかし、バイト先の人間関係が良好でなかったら最悪です。
バイトを移ろうにも思うようにバイト先が見つからず、寂しさに耐えかねて帰国。
おおよそ、ワーホリで半年も持たずに帰国する人はこのパターンが多いと思われます。
では、どうするか?
日本人サークルやコミュニティに加入すればいいのです。
探し方ですが、オーストラリアにしろカナダにしろ、大都市であればネット検索で見つかることが多いです。
例えば、「トロント バスケットボール」と日本語で検索するだけで、日本人バスケットボールサークルがヒットします。
それ以外にも、e-maple(カナダ)や日豪プレス(オーストラリア)といった日本人向けの情報サイトに日本人サークルの募集があったりしますので、そこにトライしてみるのもアリです。
人は自分の言っていることが通じるというだけで安心感を得られるモノです。
日本人の友達がいるといないのとでは、間違いなく精神的なストレスが全然違ってきます。
愚痴を聞いて共感してもらえることはすごくありがたいことなのです。
英語ができるできないに関わらず、現地に着いたら日本人サークルやコミュニティに顔出しをした方がいいです。
いざという時に役立つのは、地元の情報であったりコミュニティとの繋がりだったりしますから。
やっぱり英語はできた方がいい
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
改めて大前提を言わせてもらいます。
英語に自信がない人は大都市に住まないとやっていけません。
オーストラリアで言えば、シドニーやメルボルン。
カナダで言えば、バンクーバーやトロントが当てはまります。
あと、英語ができなかったら旅行も1人で楽しめません。
せっかくカナダに来たのに、アメリカやアイスランド、メキシコといった普段は行けないような国々に1人で行けないのはあまりにももったいないです。
友達と一緒に行くのもいいですが、友達が都合よくあなたの行きたい国に行きたいとは限りません。
英語ができないということは、選択肢を狭めることを意味します。
英語を勉強できる時間があるのであれば、少しでも渡航前に英語を復習しておくことを強くオススメします。
目安としては、中学校卒業レベルの英語力があれば十分です。
仮定法とか普段の会話でほとんど使いませんから笑
最後に
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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