見出し画像

ジェイコブ・コリア―くん天才

先週の水曜日に久々に再会したお知り合いの方との焼き鳥ディナーの後は、ジェイコブ・コリア―くんのコンサートへ。56丁目の12番街にある、Terminal5という会場。
想像はしてたけど、大きい箱のクラブで、若者が1000人以上いました。前座もなく8時半頃に始まってびっくり。ジェイコブ君は本当に人気ものなのね。人、人、人でどこで見ようか迷ったのですが、1階のステージ右横から見ていました。上の写真はモニターに映っていたのをうつしたもので、クリアーではなくすみません。

ロンドン出身の天才ミュージシャン、御年27歳、どんな楽器も操れるし、脅威のハーモニーのセンスを持つすばらしいシンガー。友人がいわばUKの若いボビーマクファリンみたいな感じと教えてくれたアーティスト。Youtubeでブレイクし、クインシージョーンズ氏に認められて2016年にデビューしたそう。

会場とアカペラのコールアンドレスポンスでコンサートは始まり、いきなりぐいっと心をつかまれます。そして今ピアノを弾いてたとおもったら、次はシンセ、次はギター、次はアップライトベースを弾いてたかと思うと、タンバリンを叩きながらステージを走り回ってるみたいな、1分同じ楽器を触っていないのでは?みたいな本当にびっくり仰天君でした。

私がこのワールドツアーのニューヨーク公演に気づいた時は、グラミー賞の前日、すでにニューヨークの3会場でのコンサートはソールドアウト、一番家に近い会場のリセールチケットで倍額で購入。その後、普通のチケットが出てきたのでなんだかなと思ったのですが、本当に人気があるみたいでびっくりしました。彼の曲をみんな結構一緒に歌っていましたよ。すごい!私はどんなもんだか見物がてらだったのでちゃんと予習してませんでしたー。

ハーモナイザーのシンセは、マサチューセッツ工科大学の人がつくったカスタムメイドらしいです。歌はもちろんビートボックスで、ほんとノックアウトされました。

バンドのメンバーもすばらしく、アリタ・モーゼスちゃんというシンガーも仰天ものに素晴らしかった。UKのキャロルトンプソン的は美しいハイトーンの持ち主、モントルージャズフェスティバルで2014年優勝したらしい。納得。キーボードプレイヤーもギタープレイヤーもすばらしいシンガー。は〜やはりワールドクラスの若者のすばらしい演奏を聴くととっても刺激になりますね。オールスタンディングのコンサートも久々に堪能しました。あ〜楽しかった!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?