お加持のレッスン、気が先行して、体の中の水や血液が動かされる

先回の「お加持のレッスン、気をめぐらせてみましょう」で、体の中の「気」と「水」の関係が少しわかっていただけたでしょうか。そして、イラストには書かれてありませんでしたが、これに「血液」も加わります。

体の中は、気が先行して、水や血液が動かされているのです。そのため、ショックなどで気が落ち込んでしまうと、気だけでなく水や血液の動きも悪くなります。したがって、どのような病気にかかっていても、そのような時は気を上げることを考えます。
また、イライラすることなどで気をある場所で留めてしまった時は、やはりどのような病気にあっても、留めた場所の気を動かすことが、肝心となります。

それらが一時のことで、心の問題が解決するなどで、気が順調に動いてくれるようになれば健康でいられるのですが、なかなかそうもいかなくて、病気になってしまうことがあります。心が耐えているとき、戦っているときに、体の中の気をめぐらせることはとても大切です。

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