七月三十日・三十一日＠ウィーン
七月三十日
久しぶりに先生と設定した締め切りの日に、修正した論文の下書きを提出する。自分で考えて精一杯やることは必要だが、時間が来たら手放す勇気も必要である。ということでできていないところもあるのだが、すっきりさっぱり週末を迎える。
朝ごはんは昨日焼いたパン。自分でパンを焼けるようになると結構節約になるような気がする（もちろんその分手間と労力がかかるのだが、発酵などの待ち時間があるだけで肉体的な労働は少ない）。ハード系のパンはバターとかオリーブオイルを塗って食べていたのが、恋人がそこにHagelslag（ハーヘルシュラフ？カタカナでは書けない）というオランダのチョコレートスプレーをかけたり、ヌテラとかピーナッツバターを塗るからちょっとびっくりしている（しかし私はヨーロッパ人ではないのでむしろこの食べ方が正しいのか）。まぁおいしければ何でもいいよね。
今日は共通の友人がドイツから来るので、他のウィーン近辺の友達も呼んでみんなで遊ぶ。私はすでに全員に会ったことがあるが、恋人は初対面だった。しかしネット上で交流があるので特に初めて会う人という感じでもなく。みんなで（ウィーンにある）日本のスーパーとかカフェに行っておしゃべり。一人先に帰ったので、その後は日本人オーナーが経営している猫カフェに行くなど、とても日本日本した一日だった。
夕方は夕ご飯がてらボードゲームカフェに。Café Bennoはとてもお気に入りで、もし自分が博士号を取得して飲み会などがあれば、ここに予約したいと思う。
七月三十一日
昨日社交的な日だったので今日は家でゆっくりする。十一時ぐらいに起きる。引き続き残っているパンを食べて、スクランブルエッグも作る。起きた時にはほぼ昼だったが、一応午前中に洗濯したりお昼のピザ生地を作ったりする。
今日は日曜日でほとんどのスーパーが閉まっているので、わざわざPratersternのBILLAまで足を運ぶ。人が多すぎて気持ちが悪くなる。今の家からは5番のトラムで一本だが、Sバーンとメトロを乗り継ぐことで10分ぐらい早く帰れる（場合がある）ことを知る。
昼はF1を見ながらピザを食べる。なかなか美味しかったが、モッツァレラか何かの水分があんまり蒸発しなくて水っぽくなるのはどうにかしたい（モッツァレラの水分をあらかじめ抜くべきなのだろうか）。
夕方からPraterというウィーンにある遊園地に偵察に行く。アドレナリンチケットという六つのジェットコースターが乗れるチケットを買ったのだが、今日使えるかもと言う事で場所を見に行く。アトラクションを見回った結果、この後六つ乗るのは大変だしもったいなさそうということで別の日に来ることにする。今日はチケットでは乗れないオリンピアルーピングというミュンヘンのオクトーバーフェスティバルにある有名なアトラクションがウィーンに巡回に来ていたので、これに乗る。私の人生の中では五ループもする最高に激しいジェットコースターであった…が、別に乗り終わった後気持ち悪くなったりはしなかった。
もう一つ120m？ぐらいの高さまで上がる空中ブランコにも乗った。ブランコって英語で何ていうんだろうとおもったらSwingというらしい。ブランコに乗るはride on a swing。今ふとおもったがブランコは乗るものじゃなくて漕ぐものだろうか？どっちでもいいのかもしれないが、何となく後者の表現の方が好きである。
夜は食べて帰ろうかと悩んだがケチって残りのピザ生地を焼いて食べる。安いしおいしいし、手作りピザよいなぁ（多少生地の準備がいるから、そこまで手軽ではないけど）。若干頭痛がしたので疲れてるのかなと思い、葛根湯を飲んで寝る。