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高齢の父との暮らし

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2022年12月の記事一覧

父の涙と家族や人の優しさ

父の涙と家族や人の優しさ

急な展開で昨日、父が無事転院した。

おとといの朝早くは、まだ転院先が決まらず、コロナの隔離期間を終えた父を家に連れ帰ろうか迷っていた。

迷いの経緯についてはこちら。

妹とのやりとりで、やっぱり父を自宅に連れ帰るのはまだ早いか…となったが、まだあきらめきれず、看護師をしていた叔母に相談することにした。

年の瀬の朝っぱらから喜ばしくない相談事にちと気が引けると思ったが思い切ってLINEしてみた

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神オムツ

神オムツ

紙おむつって打ちたいのに、予測変換がスゴイ笑。

まだ真っ暗な3時前に目覚め、お腹が空いたのでお汁粉を食べた。賞味期限が来月に迫っていた小豆をようやく昨日炊いた。作るまでは面倒やけど、やれば案外簡単。そして美味しい。

お腹が満たされた私は、読みかけの『勇気が出る介護の本』の続きを読み始める。

寝たきりの状態になったとして、おむつは1日何回位交換するものなんかな?と気になり調べてみたら、おむつを

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いよいよ本当に自分をひらく時がやってきた

いよいよ本当に自分をひらく時がやってきた

昨日、父の入院する病院に行ってきた。必要そうなものをちょこっと渡すため。

先週、父とオンライン面会をしたときに、髭ボーボーだったので、電気シェーバーを持って行きたいなあと。

父は普段、身の回りのことに気をつかわない。だけど、電気シェーバーは、らくらく簡単みたいで、楽しんで使ってるようだ。父の部屋から永遠に電気シェーバーを使うことが聞こえてきたりする。大抵は、カラオケに行く前に剃る。だけど、そう

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父が死ぬかと思った話

父が死ぬかと思った話

2日前に救急搬送された父は、コロナと診断され、うちから15kmほど離れた病院に現在入院している。

最初に搬送された病院までの距離を調べてみると、8.8km。そんなにも歩いたのか!今日は足のすねが若干筋肉痛気味。ふくらはぎじゃなくすねってなかなかないかも。この詳しい経緯はひとつ前の記事をご覧ください。

昨日、入院先の看護師さんと主治医の先生から電話があり、父は熱はまだあるものの軽症とのこと。10

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人生初の119番

人生初の119番

人生初の119番。初めての救急車。初めて接する救急隊。

ついこないだ110番と119番を間違ったという話を聞いたとこなのに、どっちがどっちか迷う。迷った末選んだ番号は、「消防ですか?救急ですか?」の第一声に正解と知る。

救急車に乗り、父に39.2°の熱があることがわかった。全く想像してなかった発熱。コロナかもしれないとのこと。

受け入れてくれる病院探しが始まる。
そうか、救急車に乗ってもすぐ

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父のことを記事にした直後、父の様子がやっぱりおかしく、倒れて動けなくなり救急車を呼びました💦 熱があり、検査の結果コロナと判明。まだコロナでよかったーと安堵しています。父は入院。私はついさっき帰ってきました〜。

高齢の父と一緒に暮らしながらやりたいことをする

高齢の父と一緒に暮らしながらやりたいことをする

松本の3人展のため家を不在にした約1週間、父のことが気になっていた。

松本へ向けていよいよ出ようと私が玄関にいると、玄関すぐそばのトイレに行くため父がやってきた。いつも履いてるパッチも履かず、なぜかトランクス一枚。トランクスから出ている足の細さにギョッとした。こんなにも細かったっけ?

父が、私の持つ荷物を見て、「大荷物やなあ。5人位で行ってくんか?」と聞いてくる。私の荷物の量で一緒に展覧会する

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