あつこの断捨離日記(その2.5)力尽きるメルカリ

リフォームを控えて、断捨離中のあつこ。

つい起きてしまう「もったいない」という執着心。
そんな時に出てくるのがメルカリなのだが。

なぜ、断捨離にメルカリが使われるのか改めて考えてみる。

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・罪悪感なくものを手放せる。別な場所で違う人に使われていると考えるだけで、気持ちがほっとする。
・わずかではあるが、お金を得られることも大きい。

しかし！！
・いつ売れるかわからない。今までの最長記録では1年10ヵ月！
・買主を選ぶことができない。代金がコンビニ払いの人が、なかなか支払ってくれず待つのが大変だった。
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ぐずぐずしているうちに、あとリフォームまで10日余りになってしまった。

そして、目の前にある体組成計。
ピンク色がパッと目に入ってきて、購入したのだった。
しかし、その後特に使う機会がなく、テレビ台の下に温存されていた。

これ、売れるかな？

検索したところ、出品している人はいた。

ところが、1つ問題が。　

裏に付いている滑り止めのゴムが劣化していた。
(ちょっとベタベタしている感じ)
体重を測るときに、しっかりと体を支えるために四隅に取り付けられているゴムだ。　

理科系夫いわく、
「加水分解だ。空気中の湿気によって起こる。古くなった家電によく見られる」

むむむ、なぜ講義みたいに話すのか？
いや、ツッコミはさておき、、、そうなのか。
ワイドハイターのような漂白剤や、消しゴムなどできれいになるらしいが。

これをきれいにして、写真を撮って、文章を考えて、出品したら軽く1時間過ぎてしまう。
大きさに合った箱を用意し、プチプチで保護して、ありがとうメッセージカードをつけたりしたら、、、、。

もちろん、出品すればどなたかが使ってくれるだろうが。すぐ売れる保証は無い。

まだまだ片付けるものは多くある。
直前になったら食器も箱に詰めなくちゃいけないし、こんなことで時間を使っていいのか。

しかも、週4日とは言え、フルタイムで働いている。(リフォームが始まる直前はさすがにお休みをいただくが）

あああああああ。

もう面倒だ。

いいや。

こうして、体組成計は燃えないゴミの日に捨てられる。
ごめんね。だけど時間がないんだ。

力尽きるメルカリ、、である。