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指先に、わっ。

きれいなネイルに憧れる。

が、あつこはネイルができない。
手がひどく荒れる人なのだ。
刺激のある匂いも苦手。
乾くまでおとなしく、
ずっと待っているのも苦手。

ーーー

そんなわがままを解決するネイルがある。
東京駅前のKITTEのお店で見つけた
胡粉ネイル。
京都の絵の具屋さんが作ってる。 

胡粉とは?
ホタテの貝殻を風化させて、研磨洗浄して砕いて作る顔料である。

ネイルに入っていた説明書き


有機溶剤を使っていないので、刺激臭は無い。
しかも水溶性ネイルなのですぐに乾く。2分ほど待てば、もう大丈夫。
落とすのも、アルコール(手の消毒用スプレーなど)をコットンにとって、少し当てておくだけでOK。

お子さんや、妊婦さんでも使える。

ーーー

絵の具屋さんなので、色にバラエティーがある。
名付けが日本だ。

ラベルの白狐くん


この色の名前は?


「雲母桃(きらもも)」
実際に塗ってみると、うすいうすいピンク色が少しだけキラキラ。

ではこちらは?

雲母桃よりも、濃い雰囲気。

月季紅(げっきこう)
確かにピンクというより、
紅(くれない)。
ーーー

そして、小さなチャレンジをしてみる。

こちらの色の名前は?
あお、じゃないですよ。


水浅黄(みずあさぎ)


あさぎ色とは違うのだろうか。

こんな色を塗ったら、爪を見るたびに、はっとする。
存在感が増す爪先。
だから買ってみた。

ーーー

そして、もう一つチャレンジ。

白、じゃなくて。
ヒントは1番最初のピンク色。


金雲母(きんうんも)
どんな爪先になるだろう?

ーーー
これから、水浅黄を塗ってみる。
そっと。

ベースコートもないけど、まぁいいか。

おおお。
爪の先が華やいでいる。

上羽絵惣のホームページより

はっきりしている分、塗り方のムラが見えやすいが。
それは、それとして。
触ったら2分で、もう乾いているのが嬉しい。

ーーー

あつこ、水浅黄の爪先で、明日会社に行ってきます。
爪先に「和」をまとわせて。

日頃、ネイルなんてしないから、「わっ」と言われるかも。
ふふ。

大変なことが多い会社だけど、こうして小さな喜びを。

そして、来週は金雲母にも。(透明なキラキラ?重ね塗りもできそう)

ささやかな楽しみがまた増えた。
小さな幸せ探しを毎日していこう。
わっ。


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