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担当は愛ちゃん、高輪ゲートウェイ駅で、未来にちょっと会ってきた

JR東日本の山手線で久しぶりに誕生した新しい駅(2020年)。
高輪ゲートウェイ駅
設計はあの隈研吾さん。

ゲートウェイっていったい何の入り口?
とにかく行ってみましょう。
駅の周りは大規模開発が続いています。つい最近、遺跡まで発掘されたのです。

駅の周りは工事現場だらけ。似たような風景が続く
見えてきた。トラックがたくさん通ってる。駅の向かいも工事現場
木を基調とした建物。白い駅名が見にくいけれども、これもデザインの1部

この屋根は空から見ると折り紙のように見えるそうです。
たくさんの人々を迎える入口の意味での「ゲートウェイ」。ハイテクできれいな日本の象徴としての駅。

ガラスの部分が大きい


たくさんの工事現場を通り抜けて到着した駅の入り口。

駅名の活字体が他の山手線と違う。これもデザインの1部か。折り紙をイメージしてちょっと和の雰囲気なのかも


陽の光が差し込んでいる

今日は青空で思わず深呼吸をしたくなるような気持ち良い日でした。
駅の中に入ってもその心地よさが続いているのです。

床は木(加工してあるのでしょうが)、天井の鉄骨の色も、木材と違和感のない色。
その向こうに続く感じ。
そうか!ポイントは連続感ね。
開放感にあふれています。

ここにも陽の光


ホームに続く階段の上。明るい
駅名の上の時計と行き先表示。床の木の感じがやさしい


なんだかのどが渇いたなぁ。
お店は?

ところが、駅の中にあるのはスターバックスと、コンビニの2つだけ。
とにかくまだ作ってる最中で、駅前も何もないのです。
見えるのは工事現場ばかり。

スタバという感じでもなく。
まあ、コンビニで何か買おうっと。


下までがっつりガラス張り

あれれ?
雰囲気違うんですけど。

なんか違いますよね

誰もいない!
透明なゲートを通って中に入ります。
やっぱりいないよ。店員さん?

すぐに限定グッズを見つけてしまい、しばらく見入るあつこ。
これいいな。
マスキングテープお買い上げ。

テープを手でもったまま、飲み物コーナーへ。

整然と並ぶ品物。

Suicaペンギンがついた飲み物にしよう(だってかわいいし)

Suicaペンギンに弱い人

ここで気がついたのです。
あー、これ、自分でバーコードを読ませるタイプですね。

お店の中は、通る方向が決まっていて最後にこのレジがある


店員さんがいないから、自分でピッてやらなくちゃ。
なんだか面倒だけど。
あれれれ?

あれ?私、何もしてないよ

レジの前に立っただけでこの表示。
写真付き。

バーコード読ませてないですよ。
テープもボトルも手に持ったまま。
なんでわかったの?

自動音声が「品物が正しければ会計をお願いします」と。

私はApple WatchでSuicaを選択。
リーダーにかざします。

わかりやすい画面

うーん、これはスムーズですね。

その時になって、初めて店内にたくさんのカメラが取り付けられていることに気がつきました。

このカメラで何を手に取ったかがわかる。
センサーで品物の棚の重量もチェック。
何を買ったかカメラとセンサーで見ているんですね。
だから店員さんが必要ないのです。

棚から取って
すぐにマイバッグに入れて大丈夫。
それ便利!

このお店の名前は Touch to go.
JR東日本の子会社が共同出資して、経営しています。
慣れればとても早く買い物をして、さっさと電車に乗れます。

このお店の面積だと、通常店員が3人必要。
システムのおかげで店員は1人で済む。
通常はバックヤードにいて、品物の補充や客の対応が必要な時のみ外に出てくる。
なるほど、人手不足対策。

本当に手が必要なところだけ人がいるのですね。
たとえば自動運転の車が実用化されて、買い物難民となった人をお店に運ぶ。人が運転しなくて大丈夫。

ちょっとだけ未来。こんなお店がこれからどんどん増えていきそうです。

人がいないのはさびしい気もしますが、未来の流れは確実にこちらですね。
実際に利用してみて、そのスムーズさに驚き。
技術の進歩と、機械の作る未来がとても楽しみになりました。

[おまけその1]
買い物レシートで思わず笑ってしまったところがあります。どこでしょう。

はい!
その通り。
赤い矢印のところ。

担当者名は「AI」。
愛ちゃんだって。
エーアイじゃなくて。ふふ。

[おまけその2]
つい買ってしまったマスキングテープはこちら。

なんだかわからない?

じゃん!

なんだかー、つい。
買ってしまいました。鉄子?

高輪ゲートウェイ駅の周りは泉岳寺駅からの大規模開発が続いていて、たくさんのお店やオフィスやマンションが立つ予定だそうです。
完成が楽しみです。

あいちゃん!また買いに来るからね!

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