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理科系夫とホットクック

理科系夫、主夫になってもうすぐ5年になろうとしている。
それなりにできる料理も増えてきた。

といっても、電子レンジ料理がほとんどだった。つまり材料を入れて、レンジでチンで出来上がるものだ。

最近はホットクックが助っ人になりつつある。
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ホットクックとは何か?

シャープが開発した自動調理鍋だ。
煮物、炒め物、蒸し物など、さまざまな料理が簡単に作れる。

材料を入れてボタンを押すだけで、あとはほったらかしでOK。

ここが理科系夫の要望とうまく噛み合った。
要するに、そこまで苦労せずにできるのがポイントである。

無水料理ができたり、自動かき混ぜ機能が付いているのも良い。

かき混ぜ棒

理科系夫が今夜作ったのがこちら。

チャーハンではない。

中に入っているのは、玉ねぎとパプリカ、ピーマン、ウィンナー、それにチーズ。これらを卵液の中に入れて、、、、



オープンオムレツである。
これ、なかなかおいしい。
チーズのコクとウィンナーの塩気が卵とぴったりだ。

卵の黄色と、パプリカの赤や、オレンジ、緑があって、目にも鮮やか。

上記ホームページより

材料を切り揃えて、卵液に入れ、メニューボタン(オープンオムレツは283番)を押してスタートすれば、後は待つだけ。

1時間程度で出来上がり。

全体を8等分して、2切れずつ消費していく。
これ1回で4日分だ。ジブロックに入れて冷蔵庫で保存する。
食べるときにレンジでチンする。

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が、彼の理科系魂は、レシピの小さなほころびに気がつく。

理科系夫「この1センチ角に切るのやめた」

あつこ「なんで」

理科系夫「8等分に切る時、1センチだと切り口からボロボロとこぼれる」

あつこ「へえ」

理科系夫「つまりきれいに切ったつもりでも、凹みが出たり、ウィンナーやパプリカがこぼれて美しくない」

あつこ「ほお」

理科系夫「だから1センチよりも細かく切ることにした」

あつこ「そうなの」

理科系夫「細かく切ればボロボロとこぼれてしまうことが少なくなる」


あつこ「ふーん」

理科系夫「そうすると食べるときにもキレイだし、保存するときにボロボロと崩れることもない。
次に食べる時も気分が良い。」

あつこ(単なるあいづちだけでは、まずいと感じる)

「うわー、だからこんなに美しいんだ。
すごいね。
よく気がついたね」

唐突なほめっぷり。
気分良く作ってもらうためには、ほめまくるのが1番である。

たとえホットクックであっても、改良を加えていくのが、理科系夫なのだ。
うんうん、とりあえず、いつもありがとう。

(あ、ホットクックのお鍋を洗うのはあつこがやっている。
作ってもらったので、そこは当たり前。
ただし、夕食の時に限る。朝食の後は仕事に行ってしまうため)

定年夫婦の家事分担は日々変化していくのである。

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