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ニューヨーク赴任で経験したカルチャーショック(生活編)

こんにちは。CFO視点を磨くビジネス英語コーチATSUKOです。
今日はニューヨーク赴任時に経験したカルチャーショック、生活編をお届けしたいと思います。

まずは地震の耐性ゼロ問題。

いつものようにオフィスで仕事をしていた時のこと、突然グラグラっときて、あ、地震かな~と思ったその時・・・
"What happened !? Oh may Gosh!! Oh God….!!!"と、同じ部屋の同僚が叫び始め、机にしがみついたのです。
体感的には震度1か2程度の微震だったので、おそらく日本だったら「あ~揺れました?」程度で記憶にも残らない程度の揺れだったのですが、同僚の狼狽ようはまるで子供みたいで、平常心に落ち着くまでにしばらく時間がかかったくらいでした。

でも、地震を経験したことのない人たちにとっては、地面や建物が揺れるということは、こんなにも怖くて不安になるものなのかということに、初めて気づきました。地震大国に生まれた私たちにとっては、幼少の頃から避難訓練を重ねてきましたし、数々の大震災を通し、もしもの時の避難場所や家族との連絡方法などを確認することはもはや普通になっていますが、そうでない人たちにとっては、ほんとに何もできなくなってしまうのだなということを痛感しました。
と同時に、震災はいつどこで起きるかも分からないので、本当に大きな地震がやってきた時、建物の耐震性もそうだし、人々や国がどうなってしまうのか、とても心配にもなる出来事でした。

次は、サービスレベルが低すぎ問題。

身分証明書を行政に発行してもらいに行った時のことです。。
それはもう長い行列で、どこに並んだらいいのかもよく分からず、誰かに聞こうにも案内係の人もいない・・・
案の定、違うところに並んでいたようで、窓口で「違う、あっち並んで」と無情にあしらわれ、また一から列に並びなおすという、初心者にはあまりにも不親切すぎるところでした。
そして、2時間くらい列に並んで、やっと自分の番だー!と思ったのもつかの間・・・
「はい、5時になりましたので今日はCloseです」と、悪びれることもなく窓口をしめられたのです・・・

もうこの怒りをどこにぶつけていいやら、「2時間以上待ってるんですけど!!」などの苦情はまったく意に解せず、そそくさと帰り支度を進める担当者たち。。

これが日本だったら、一人くらい受け付けてくれるか、そもそも、5時ちょうどにしめるのであれば、担当者が事前に「今日はここまでの人しか受け付けられません」と事前に言ってくれてしかるべきですよね。
アメリカ行政のサービスレベルの低さに驚愕した出来事でした。

アメリカでももちろん高いサービスはあります。でもそれはあくまで有料サービス。
日本のようにお店に入って誘導係がいてくれて、何をしに来たのか聞いてくれるとか、レストランでお手拭きやお水が無料だとか、おもてなしや親切が無料サービスとして慣れている日本人としては、ほんとにビックリします。丁寧な対応をして頂くと、本当に日本って良いなーと心から思います。そして、それをうまく商売にしないところも、日本人的で大好きです⭐️


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