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1回の100万円より毎月の1万円の売上が大事

前回「集客のコツは”集客をしない”こと」というお話をしました。気になる方は最後にリンクが貼ってあるので、ぜひ読んでみてください。

前回の記事で、リテンションの施策としてよく言われるのは「サブスクリプション」ですよね。というお話をしました。
今回は、その「サブスクリプション」についてお話ししたいと思います。

まず、事業を立てる上で選択肢は2つあります。
一つ目は、ハリウッドビジネス。
ハリウッドビジネスって何かっていうと、想像通りハリウッド映画のことを指します。ハリウッド映画って、制作費に何百億とかかけて売れるか売れないか、ヒットするかしないか分からない条件なんです。言ってしまえばギャンブルですよね。
飲食店のほとんどはこれだと思います。何千万かけてお店作って、成功するか分からない。
これがハリウッドビジネスです。

二つ目が、ストックビジネス。
ストックビジネスっていうのは、ミニマムでやりつつ、そこからちょっとずつストックして大きくしていく。会員制(サブスク)なんかはそうですよね。
で、どちらの方がいいかって言ったら、当たり前にストックビジネスです。
ハリウッドモデルの収益化っていうのは、何人に買われたかってことです。
チケットが何人に買われたかで売上が変わる。
一方でストックビジネスっていうのは、何人に買われたかが売上に変わるんじゃなくて、”何人と関係値を作れたか”っていうのが売上に変わります。
どれだけ継続させられるか。
だから、関係値が深ければ深いほど継続するから売上につながる。今のビジネスモデルは、多くの人に買わせようとするのではなくて、”多くの人と関係値を作ろう”みたいなビジネスにしていかないといけないんです。

このストックビジネスをするって時に難しいのが、「最初の1円を課金させる」ことです。この1円を課金させることができれば、金額を上げても課金させることができるようになります。
そして、ストックビジネスの代表的なものとして、「フリーミアムモデル」というものがあります。
例えば、時間。
「初月無料」とかよくありますよね。
あとは、顧客タイプ。
映画館のように、「学割」「シルバー限定価格」など。
「学生は無料」というものもありますよね。
もう一つ、人数や容量。
会社用のチャットツールでよくある「10人までは無料」とか、動画や写真の編集アプリの「ここからの機能は有料(会員限定)です」とかよくありますね。

ここで「無料体験」してから実際に課金していただくっていうことです。

今の時代では、ブラックボックスは買われなくなりました。福袋とかも今では、中身がわかるようになりましたよね。なので、まずは無料でいいから体験してもらって、価値を感じてもらうことが大事になってきます。

そして、サブスクモデルは飲食店でも「月々1万円で食べ放題」とか、カフェの「月々3,000円で飲み放題」とかあると思います。
ですが、あまり上手くないやり方をしているお店もあります。
っていうことで、それは別の記事で書きたいと思います。

っていうわけで今回は、「1回の100万円より毎月の1万円の売上が大事ですよ」というお話でした。

この記事も一緒に読むと、よりいいインプットができます。


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