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雑記:組織よりも戦略よりも目的が先

目的達成に必要な組織を作り、適切な戦略を描きたいですね。
という話。

「うちってxxxとxxxが別部署になるので、目標数字が違って連携が難しいんですよね…」
中規模以上の会社でPMしてる方々のお悩みで結構でてくる。

本来プロダクトづくりを一緒にやりたいステークホルダーがそれぞれに独自の戦略や目標を持ってしまっているケース。
戦略が組織に従ってしまったが故に生まれる課題だと思う。

「組織が先か、戦略が先か」みたいな議題はよくあるなと感じる。
おそらくこの議題で有名なのはチャンドラーの「Strategy and Structure」(1962)であり、1967年に出た日本語訳版では「経営戦略と組織」、2004年には「組織は戦略に従う」と訳されている。
実はチャンドラーは「Structure and Strategy」としたかったが編集にStrategyを前にさせられたとか、改訂版では「組織は戦略に従う」なんて言ってないと否定したとか…(詳しくは知らないけどw)
きっとチャンドラーの考えは、「組織が戦略を変えるときもあるし、戦略が組織を変えることもある」なんだと思うし、同意する。

しかし、組織が優先され、戦略が組織に従ってしまう課題が多かったのか…
特に、日本企業は「組織」を大事にするがゆえ、組織が優先され戦略は組織に引っ張られる。

そもそも戦略は何かしらの目的達成のためにあり、組織もまた目的達成のためにある。
だからこそ目的のもとで組織も戦略も平等に変数であると思う。

一方で、組織ありきで目的作ってね?ってケースがあると感じる。
本来は会社や事業の大目的があり、その達成のための組織と戦略を変数として動かしていくべきなのでは…

サッカーチームを作るために人を集めたとして、人が増えて30人になったから9人で野球チームと3人でセパタクローチームを作り出す。
そんなことありえますか…?
セパタクローならサッカーの技術を応用できそうだから無くはない…?
それぞれで組織は作り直すべきでしょう…
(偶然元のサッカーチーム内から選出するのがベストだったなら良いと思いますが…)

改めて、
目的達成に必要な組織を作り、適切な戦略を描きたいですね。


タイトル画像はNovelAIにて本記事のタイトルで作成しました。

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