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英文暗唱の甘さを見直す時が来た

割引あり

英語の暗唱に多くの時間を費やしてきたものの、人前で披露したことはありますか?

同じ英文を暗唱した人に出会い、その人のパフォーマンスを聞いたことがありますか?

今日は自分の英文の暗唱の甘さを思い知らされた一日でした。

👓 この note を書いているぽるぽるのプロフィール 👓
講師(東京海洋大学/Udemy/schoo)
著者(TOEIC(R) TEST 戦略特急/毎日の英単語)
・国内独学・留学なしで TOEIC 990点満点(9回)・英検1級(一発合格)

一生懸命覚えた英文をいざ披露しようとすると、つっかえてしまった経験があるのではないでしょうか。仮に発表する機会がなかったとしても、「今日覚えたあの英文はなんだっけ」となったことはありませんか。

僕は、今日に限らず、覚えたと思っていた「ラジオ英会話」のキーセンテンスがスラスラと出てこずにもどかしい思いをしたことが何度あったことか。

この状況は、僕らが考えているほど暗唱の質が高くないことを示しています。(この日本語はやや不自然で、無生物主語で始まる英語の文のようですね)今日のレッスンで、この事実を(改めて)痛感しました。表面的な記憶と真の習得との違いを目の当たりにしたのです。

僕は長年、英語のテキストを暗唱する能力があると信じていました。言葉やフレーズをくり返し唱えることはできましたが、いつもどこかにためらいがありました。

「本当に覚えているのか?」
「本当に意味はあるのか?」

言葉は自然に出てくるのではなく、努力して思い出すものでした。

そんな中、真の習得を成し遂げた人のパフォーマンスを目にしました。Many Miles Ahead というスクールのKoya先生です。ご経歴はこちら。

国連英検特A級, 英検®1級, 英単語検定1級

TOEIC® 400点から1日10時間以上猛勉強し、 1年半後に英検®1級に合格する。その後 University of West Florida に1年間留学し、春秋学期共に成績優秀者として Honor Roll に掲載される。

単語・句動詞・イディオムなどの語彙指導が得意。辞書や多様なツール(COCA、Just The Word、Net Speakなど)を使用し、実例に則した形のコロケーション(連語)指導を行う。認識語彙は 30,000 語相当。

英検®1級の問題が公表される度に研究のためにリーディングセクションを解く。特に語彙セクションに関しては、毎回タイムアタックに挑戦し、4分程で満点をとる。

立教大学大学院文学研究科史学専攻博士課程前期課程修了修士(文學)、Master of Arts

Koya先生

Koya先生は、文の最初の一語を見るだけで、即座に、しかもスムーズに発話を続けることができました。まるでその言語が身体の一部となっているかのようでした。

この光景に鳥肌が立ち、自分の未熟さを痛感しました。

この経験から得た教訓は明白です。つっかえたり、思い出したりするパフォーマンスと、真の達人のそれを比較すると、自分の努力がいかに表面的だったかが浮き彫りになりました。

私が十分だと思っていた暗唱は、実際には不十分でした。真の達人になるには、単に言葉を覚えるだけでなく、それを体現する必要があります。言葉を自然に使えるようになるまで、深く理解し、自分の一部にしなければなりません。

この経験を通じて、自分のアプローチを再考する必要があると感じました。暗唱の目標は、言語を自然に使えるようになることです。

最終地点は、Koya先生と同等のパフォーマンス、つまり一語めを見たらその英文がスラスラ出てくることです。それが実現できれば、方法はなんでも良いと思います。

これからは、暗唱の質を高め、表面的な努力を超えて言語を真に体現することを目指しましょう。そうすることで、スキルが向上するだけでなく、言語への親しみが増し、日常生活の一部として生き生きとしたものになるでしょう。

暗唱をやろうとしている人は、以下のやり方を参考にしてはいかがでしょうか? 思いつく限り、一生をかけてアップデートしていきます。

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