スミス・コロナ、発見

2020/05/14（木）
朝、蒸し器のなかの芋みたいな気分で起きる。つまり太陽が元気すぎるということ。

録画していたブラタモリを観ながら、ミューズリー、パン。
強烈に眠い。
熱もないしだるくもない。昨日黄砂とたたかったからだろう。体力がいるのだ、花粉とか黄砂の時期は。

ウォーキング。
ぐずぐずしていたので日陰の面積がどんどん減ってしまう。ひとの少ない道だとわかっているところを選んで歩く。今日もときどきマスクを外す。

昼、自家製パンにハムとチーズをはさんだもの。サラダ。コーヒー。

今日のNetflix。
『チョコレートドーナツ』
今年の冬に観た『his』はこれに影響を受けたのかなと思うようなストーリー。
時代は1979年。ゲイということは隠しているカップルが、薬物中毒の母親に放棄されたダウン症の少年を引き取ることで向き合う厳しい現実。
厳しいけれど慈愛に満ちたシーンが印象的だった。
劇中に“スミス・コロナ”のタイプライターが出てくる。この春、トムハンクスがコロナという名のせいでいじめられた少年に贈ったものだ。
この映画は2012年の作品で、当時わたしが劇場で観られていたとしても、このタイプライターの名前には目を留めなかっただろう。

またウォーキング。風がつよくて、なにかが右目に入ってしまう。もしかしたら自分の髪の毛先だったかもしれない。ドラッグストアに寄ってしまったから目のあたりに触れられないし、困った。

夜、煮物。
緊急事態宣言を一部解除のニュース。神奈川も地元の兵庫もまだ警戒地域だし、これで緩むのも怖いから、逆に緊張感が高まってしまった。
猫画像や、お笑い動画に逃げる。
緊張感が続いて疲れるね、と家の人と話す。

職場はまだテレワーク対応していないので勝手に自粛したままだし、このまま退職しちゃいそうだな、なんて最近思っている。諦め感が強くなっている。