寝大仏開眼せよ

2020/01/06
今朝も頭痛。午前中の半分は使いものにならない。
やっと平日になり病院も開いたので、頭痛外来へ行く。予防として飲むものの種類を変えてもらう。頭痛体操のミニパンフレットをもらった。帰宅して、やってみる。意外と首は動かさない。

昨年から引き取るのを忘れていた、更新済み免許証を取りに行く。警察署まで川沿いを歩くと暑い。

ドトールで休むことにする。ミルクティーを飲む。
一年前から読んだりやめたりしている、『晴れた日は巨大仏を見に』（宮田珠己／白水社）をまた開く。宮田さんはみうらじゅんさんから仏教の知識を抜いたような語りで面白い。寝大仏は癒しである、巨大仏はジェットコースターの隣にあるのが良い、それがマヌ景（まぬけなけしき）であると語る。

読んでいるとわたしのすぐ隣に座ったおじさんが耳をかくのが見えた。耳をかいたその指を確認して、わたしとおじさんの狭間へ捨てるそぶりをする。
わたしも耳がもぞっとするときはありますし、かきますけど。飲食店でしませんから。
してるのかな。気づかないだけで。
第一あの指を確認するのはなんなのだ。
こう主張したいときに「第一」とぶちたくなるのもなんなのだ。

気持ちが悪くなってドトールを出た。
新横浜にはジャニーズファンの女の子たちがうようよ、もったり歩いていた。耳はかいていなかった。