見出し画像

2023.09

暑さ寒さも彼岸までとは、誰が言ったか知らん。
まあ一応、少しずつ涼しくはなってきました。

さてさて、8月の記事にて演劇部の顧問を務めていることを書きました。昨日(9/24)、勤務校の地区大会がありました。結果は、奨励賞でした。
決して悪いということはないのです。ですが、周囲の反応や言葉を聞けば聞くほど、「うーん」という気持ちを抑えるのに苦労します。率直に言えば、悔しいです。それに尽きます。

↑地区担当の先生からのありがたいコメント


生徒にも話したのですが、時間が足りませんでした。限られた時間の中で、顧問としてできることはすべてやった。生徒も今できるだけの努力をした。そう思います。終演後の生徒たちの笑顔が素敵でした。本当に嬉しかった。言葉では足りない感謝でいっぱいです。だからこそ、ベストな結果がほしかったです。

解散前のミーティングで、上記のような想いを伝えました。僕が話し終えると部長の子は目を赤くしていました。9月下旬の19:30。もう暗いですよ。そんな中、はっきりわかるほど目を赤くしていました。歩きながら涙を流していました。
高校生活は限りあります。限りある時間の中で、打ち込んだ部活。泣きたいぐらい強い気持ちを持って臨んだ地区大会。
なんて素敵なことか。情熱を捧げられる物事って、そんなにないと思うんです。

泣いている部長に、
「良かったよ。本当にあなたは良かったよ。」
そう言うのが精一杯でした。
彼もまた
「まだ演劇を続けたいです」
と言っていました。

来年の2月に冬季発表会があると聞きました。今度の春に卒業する彼に、僕は感謝の気持ちを伝えたいと思います。
いつだって別れは来るものです。ですが、別れた後も、心のどこかに残るような、思い出すだけで温かくなるような、そんな話を書きたいと思います。

物語は続く。自分自身が終わらせなければなんだって続くんです。

10月、もう1年はこんなところまで来てたんですね。

※写真は、出汁茶漬け
働き詰めの僕を心配した友人が、自分にご褒美をあげた方が良いよ、と言ってくれました。ささやかですが、ご褒美です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?