妻との絆を作り上げるたった一つの方法
こちらの記事ですが、思ったよりもたくさんの人に読んでもらえていてびっくりしました。
同じ話題についてInstagramにも投稿したのですが、こちらも予想以上に読まれています。
夫婦の会話がもたなくて困っている人は多いのかもしれませんね。
今日は、この話題をもうちょっと深掘りしてみたいと思います。
妻とどうやって一つのチームになるのか?
どうやって深い絆を作り上げるのか?
について書こうと思います。
妻との関係をもっと強くしたい。
妻との間に心の距離を感じる。
という方の参考になれば幸いです。
「内集団と外集団バイアス」と夫婦の絆
夫婦の絆が強くなるには、夫婦間でオキシトシンを分泌し合い、自分たち夫婦という小さな集団の絆を強化する必要があります。
これを裏付けるようなある実験があります。
5才から9才の白人の子どもたちを対象に、彼らを青いシャツを着たグループと、黄色いシャツを着たグループに分けます。
そして、テストをを行って、各グループの平均点を出して比較させたり、わざわざ「青いシャツのジョージ」とか「黄色いシャツのボブ」などと呼んだりします。
こうしたことを1ヶ月続けた後に、「二つのグループが競争したら、どちらが勝つか?」と質問したら、67%の子どもが「自分のグループ」と答えたのです。
さらに、「次にグループ分けしたら、どっちのグループに入りたいか?」と質問すると、80%以上が「いまのグループ」と答えたのです。
シャツの色になんの意味なんかないのですが、それでも、この子どもたちは自分たちの集団の方をひいきして、より優れていると思うようになったのです。
ただ、シャツの色が違っただけでこうなるのです。そこになんらかの属性要素が加われば、それだけ身びいきも激しくなります。「私たちのグループ」にい対する愛着がさらに深まり、オキシトシンも出まくることでしょう。
こうした身びいきを「内集団・外集団バイアス」と言って、集団内のことは高く見積もり、集団外のことは低く見積もるという性質が私たちにはあります。(「シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感」中野信子)
「集団内のことは高く見積もり、集団外のことは低く見積もる」
これは、「自分たち夫婦のことは高く見積もり、自分たち以外の夫婦のことは低く見積もる」とも言い換えられます。
あなたたち夫婦が、「自分たち夫婦は、他の夫婦よりも優れている(仲がいい。結束しているなど)」と思えたならば、あなたたち二人にはオキシトシンが出まくっているということですので、二人の絆はどんどん強くなるのだと思います。
自分たちが「同じシャツを着たチーム」であると、あなたもあなたの妻も認識するようになればOKということですね。
これ、ぼくは心当たりがあって、三男が生まれて育休を取った時に、ぼくが上の子たちを怒りたくないのに怒ってしまって、自己嫌悪で泣いてしまった時や
ぼくが、三男の育児(当時一歳)と仕事と、上の子たちの育児と家事に翻弄されて、軽い鬱になりかけた時に、妻は誰よりもぼくに寄り添ってくれて、ぼくらは二人はこの世でたった一つの大切なチームであることを実感しました。
妻は、この事件の頃から、こういうことを言ってくれるようになりました。
「私たちは夫婦なんだから。一緒に考えて、一緒に悩んで、一緒に解決していくの。」
いま、改めてこの言葉を考えると、「一つのチームとして」ぼくらがまとまった時から、ぼくらの絆は強くなっていったなと感じています。
家事に関する分担についてもお互いに文句を言うことは減ったし、お互いに思っていることは遠慮せずに言えるようになったし、嫌なことは嫌と言えるようになり、相手の顔色を伺って遠慮することもだいぶ減りました。
それを考えると、ある課題を二人が一緒に解決することによって、絆が生まれ安くなるんじゃないかなと思うんです。
ぼくらの場合は、それが「生まれたばかりの三男の育児」であったり、「めちゃめちゃ元気で、めちゃくちゃ疲れる三兄弟の育児」であったりするわけです。
一緒にトラブルを解決させることによって絆が生まれる
アメリカの心理学者M・シャリフが1960年代に行った実験に、「泥棒洞窟実験」と呼ばれるものがあります。
10才から11才の白人の男の子を集め、彼らを二つのグルームに分け、お互いの存在を知らせないまま離れた場所でキャンプをさせます。
1週間後、偶然を装って彼らを引き合わせ、綱引きなどのゲームをさせて対抗心をあおります。
その後に、食事や花火などのイベントを通して親睦を深めるように導いたのですが、親睦どころではなく、相手グループのキッチンにゴミを捨てたり、旗を燃やしたりと敵愾心むき出しの行動に出たのです。
ですが、「どちらも使う水道管を直す必要がある」だとか「道をふさいでいるエンジンのかからない大きなトラックを動かす」などといった
「お互いにとって必要で、かつ力を合わせないと解決できない」作業を共にすることで、絆が生まれ、最後は「一緒のバスで帰れないのは寂しい」と言うくらい仲良くなったのです。
この実験からわかるように、ぼくら人間は二つのグループに別れてしまうと、いがみ合うようになりますが、「共通の課題」を乗り越えることで、いがみ合っていた敵であっても、手を取り合って共に戦い、絆を作り上げることができる生物なのです。
ぼくは、この概念は夫婦関係において、とっても重要になると思っています
なぜなら、まさにぼく自身が、めちゃくちゃ大変な「三男の育児」や「三兄弟の育児」を通して、妻との間に絆を作り上げてきたからです。
よく、「男性は当事者意識がない」と言われますが、「当事者意識」なんてものは「意識」しても手に入らなくて、その「現場」に裸で飛び込まないと手に入らないと思うのです。
そうすることによって、妻から「パートナー」として、「家族」として、見られるようになるのだと思います。
家族社会学では、その人が考える家族の枠組みを「Family Identity」と呼びますが、夫婦関係が悪い場合、妻から夫がよく思われていない場合、妻にとって夫が「Family Identity」に入っていないのかもしれません。
「Family Identity」というより「Lover Identity」という方が正しいかもしれません。
妻にとっての「愛すべき存在」という枠組みの中に、ぼくら夫が入り込むには、「共通の課題」をクリアし、絆を作り上げることなんじゃないのかな?
と、ふとそんなことを考えたのでした。
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noteのサークル機能を使って、妻との関係に悩む男性向けにオンラインカウンセリング(ビデオ通話、メール)を行っています。
「妻との関係が辛いのだけど、誰にも言えない・・・」
「妻と以前のような暖かな関係に戻りたい」
ぼくもそうですが、男性はなかなか辛いときに辛いと言えないし、それを許されない風潮もありますよね。相談先もないですし。
ぼくも同じような悩みに悩んでいましたので、なにもお気兼ねなく、辛いと思うことをいつでもご相談ください。
あなたからのご連絡を待っています。
「カウンセリングというほどではなくて、ちょっとだけ話を聞いて欲しい」という場合は、匿名で質問できる質問箱にご連絡いただければ、無料でお答えしますので、こちらをお使いください。
2/9(火)の日記
今日はなかなか早起きできず、7:00頃にパンが焼ける音で目を覚まし、朝ごはんの支度をする。
パンを電動カッターでカットし
スクランブルエッグを作る。(最近、三男が卵をかき混ぜたがるので、手伝わせている。長男も卵を割って混ぜるのが好きなので、彼の気が向いたときに一緒に作っている)
サラダも作り(ドレッシングはオリーブオイルと塩を振っただけ)
ハムとチーズを用意し、お好きにサンドイッチスタイル。
長男と次男は最近、マスタードを塗るのにハマっている。
ぼくと妻はピクルスをいつも追加する。ぼくはマックでもピクルスを追加したいぐらいピクルスが好き。
成城石井で大きな瓶詰めピクルスが300円で買えるので重宝している。
子どもたちにご飯を食べさせ、妻が3人を保育園に送ってくれる。
ぼくは軽くリビングとキッチンを片付け(最近は妻が午前中に片付けてくれる)、二階で仕事を始める。
妻は10時半頃に知り合いの家に出かけ、11時半頃に妻のお母さんがすきやの牛丼を届けてくれた。
妻が家にいると思ったようで二つ買ってきてくれたので、一つはぼくがお昼にいただき、もう一つは夜にみんなで食べることにする。
玄関で義母と話をしているときに、家の中のドアが自然に閉まり「誰かいるの?」と義母が疑う。
実は、以前、ぼくが仕事で徹夜し、朝自宅に帰ってきてシャワーを浴びているときに義母が訪ねてきて、外に置いてあった赤い傘(ぼくの祖母が化粧品会社からもらった販促品)とシャワーの音で浮気を疑われたことがある。
もしかしたら、今回もそんなことを考えたのかもしれない。
ぼく自身としては、妻と話す面白いネタができたなとしか思わないのだけど、もしかしたら義母は、夫や周りの人たちのそういった問題で苦しんだことがあるのかもしれない。
30~40年前なら、男が平日の昼間に家にいるってことは、浮気しているということだったのかもしれませんね。
そんな義母からいただいた牛丼をありがたくいただき(お昼を準備する手間が省けた)
日のあたるデスクで、午後の仕事のことを考える。
数ヶ月前に南向きの窓がある部屋に引っ越したのだけど、これは本当に正解でした。
一日中日が当たるので、気持ちが明るくなるんですよね。セロトニンって本当に重要ですね。
お昼のうちに、音声配信のメモをまとめ、収録し配信する。
最近はAnchorを使って収録し、いくつもプラットフォームに同時に配信し、ダウンロードした音源をstand.fmに使っている。
↓Anchor
↓Spotify
↓stand.fm
午後からは出社のため、自転車と電車で移動。
週に二回ほど出社しているけれど、リモートワークが当たり前になった今では、片道1時間半かける出社が「出張」のように思えてならない。
よく、こんな生活を何年もしていたなとつくづく思う。もし、コロナが収束してリモートワークがなくなるようなら、仕事を変えようと本気で思っている。
16時すぎに会社を出て、家に着く前にお腹が空いて、つい立ち食いそば屋でお蕎麦を食べてしまった。
コロナ前は朝7時にこの店で朝ごはんを食べていたっけ。あっという間に世界が変っちゃいましたね。
仕事を終え、18時頃に家に着く。
今日のヨシケイのメインおかずは、マグロのカツ。子どもたちが嬉しそうにバクバク食べていた。
2歳の三男がなかなかご飯を食べてくれなくて、ぼくがつきっきりで介助をする。
最近は、なぜか三男は自分のフォトブック(アルバム代わりにハードカバーのフォトブックを作ったのです)を見るのが大好きで、そのフォトブックを見ながらなら、なんとかご飯を食べてくれるのです。
なので、朝も夜もこのフォトブックを見ながら、食事の後半はご飯を食べています。
しまうまプリントだったかな。
安いソフトカバーのものも頼んだことがあるけれど、子どもがわちゃわちゃ触っていると、バラバラになっちゃいました・・・
ちょっと高いけど、ハードカバーのものにしておいてよかった。2歳から3歳の記録も、同じハードカバーでフォトブックにしようと思ってます。
18:45にシルバー人材センターの方がいらっしゃって、食器の片付け、風呂洗、トイレ掃除、玄関の掃き掃除をしてくれる。
シルバーさんにはめちゃくちゃ助けられていて、本当は三月末まで(上の子が保育園を卒園するまで)の予定だったのだけど、ずっとお願いしたいので、四月以降もお願いしようと妻と話し合う。
でも、この日はなぜかぼくも妻も疲れ果てて、ぼくが帰りに買ってきたお菓子を食べて、仕事の話などをお互いにして、22時頃に大人しく就寝。
最近、楽しみがないので、ちょっと車で行ったところにある美味しいイタリアンに休みの日に行こう!と二人で盛り上がる。
定期的になんかしらの楽しみを作らないと、3人の未就学児とのわちゃわちゃな生活は乗り切れそうにありません・・・
それでは、また!
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