意識低い系SEが現場をコロコロ変えて気づいたこと色々
現場をコロコロ変えている
フリーでポンコツエンジニアをやって現場の数がすでに2桁になりました。
意識が低いので、特に現場の企業がどうなろうと全然興味は無く、何も成し遂げたいものもないので、長くても1年くらいでどんどん次の現場へ移っています。(正直言えば飽きてしまう)
現場コロコロのジャーニーマンポンコツエンジニアとして何年も経つので思ってことをまとめてみました。
価値観が固定されない
「〇〇(という文化・価値観)が絶対なんだ…!」が無くなるのは個人的には良いことでした。
「これが普通なんだ、耐えなくては」といった、会社員1社だけでやってきた感じのあるあるメンタルともサヨナラできます。
「あぁこの文化は、あの現場のあの感じと、あっちの現場を足して2で割ったくらいだなあ。全然OKのやつだ」とか「ん、この空気感はたぶん長く持たないやつだ」とか自分のモノサシや基準ができてくるのが大きいです。
同じ言動であったとしても、ある文化ではOKだがこっちではNG、その逆、もしくは中間でどちらでもないとか色々な温度感があることがわかってきます。
なので何かあったとしても結局全部相性であって正解はどこにもないことが段々腹に落ちてくる感覚があります。人生は全部「たまたま」なのだと。
有識者として色々聞かれることが少なくなる(かも)
長くその現場にいて古参になると、どうしても「〇〇は一番知っているのは誰々さんかなあ、ちょっと聞いてみて」とかが嫌でも増えてきて作業時間が取られてくるのがなんとなく苦手でした。
意識低い系の自分は面倒なので大体1年位経つとめんどくさくなってしまい、結局次の現場へ移って古参の人に色々聞くのでした。
良くも悪くも人間関係は希薄
私は現場の人と仲良くなろうとかは思っていない方なので特に希薄な感じでも困らなかったです。
ただ、妙に「全員敵や…敵に決まっとる…!」みたいな疑心暗鬼モードに入る時があるのでそこだけは注意したいところです。
友達もほぼゼロ人間(0.5人くらい)なので特に困ったことはないですが、人と仲良くなりたい!という人は1現場を長くやる方が良いのかもしれないです。
色々な技術・ツール・価値観には出会える
全体的な経験としてはアリなのかもしれないですが、意識低い系の自分としてはキャリアがどうとか書く気はあんまりないです。
チャットツールだけでもteams, slack, meet, chatworksだかなんだかと、色々現場によって使うツールがそれぞれなので、それなりに薄ーく使えるようになるのはメリットかもです。
ただ、全体的に広く薄く浅くになりがちなので、メインとなる技術やらは気が向いたときに勉強してもいいかもです。
面談がめんどくさい!!!
これが一番自分の中でネックです!
これがなければもっと短いスパンで変えていたかもしれない…。
とにかく面談ってやつがめんどくさいです!
現場を変えるときに必ずといっていいほどやる面談というやつ。
正直さくっと書面だけで決めてくれい、と思いつつこっちとしても空気感は知りたいしなあ、の狭間で踊らされている感じがしてます。
とにかく知らない他人と1時間面談なんてめんどくさすぎて、それが現場を変えるネックになっている節があります。次の現場が良いところかも保証なんてないですしね。
もっと簡単なシステムが生まれないだろうか。
最初の「慣れるまで」が増えて負担になることも
なんでも最初は大変でなれるまでが大変ですが、ジャーニーマンということはそれだけ「慣れるまでが大変」の回数が多いことになります。
3ヶ月~半年くらいでコロコロ変えていると結構疲れる感じがするのですが、「ええい、コロコロ変えてしまえい!」という気持ちが強いです。
スキルシートの段数が増える
正直良いのか悪いのかよくわかってないですが、行数増えるといろんなことやってんだなあと思われるかもしれないです。
が、逆に広く浅くと思われるかもしれないです。(つまりよくわかってない!)
だけど、そのままの自分で良いと思われるところに行ったほうが良いと思ってます。
嘘ついてしごできアピールしてもどうせ居づらくなるだけなので。
これも意識低い系の自分はキャリアにどう影響があるかとかは書く気はありません!!!(というか書けません)
どのみち1度の人生だからどんどん現場を変えてしまえ
みなさんは「1つの現場派」でしょうか?それとも「ジャーニーマン派」でしょうか???
現場を変えてみての所感を書きましたが、どうせいつか死んでしまうのだからある程度好きなように生きて良い気がしました。