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【読書感想文】わたしのウチには、なんにもない1巻〜4巻と4コマ総集編

GWが始まってすぐに読み始めた本がこの本。
そう!なぜならGWに掃除をして物を捨てたかったから!
今まで読んだ片付け本とは少し違う本。
そして漫画エッセイと言う読みやすさ。
わたしのGWのお掃除話と共に読書感想文を綴ろうと思います。

この本との出会い

ミニマリストなYouTubeさんがYouTube動画の中で紹介していた一冊でした。
わたしはミニマリストとは遠くかけ離れたレベルで物が多い…
さらに収集癖と買い物依存症の気がある。
でも、やっぱりミニマリストに憧れる部分があります。
そんな私がまた憧れの気持ちで手に取ったお片付け本でした。
なんせ、GWは時間もたっぷりあるし!
本を読んで、掃除までしてみよう!と思い早速kindleで5冊セット買いしました。

本の紹介

写真と文章で自宅を紹介するスタイリッシュなブログが評判で、そのモデルルームのような文字通り“なんにもない生活”は、汚部屋に棲むすべての人たちから羨望のまなざしを受けています。しかし、そうなるまでには、「捨てたい病」を発症した彼女と家族との長い葛藤(戦い!)がありました…。極度の断舎離に至ったことの顛末を自身によるコミック化で再現。かつては汚部屋の住人だった彼女が「なんにもない生活」に至るまでには、涙と努力の紆余曲折があった!? 単行本ではそれが明らかに! by amazon

2巻では掃除&片づけのノウハウを具体例を挙げて紹介しています。

今回のテーマは、<モノとの上手なつき合いかた>。モノを捨て続けてきた自分に少しずつ変化が――。「このままわたしは捨て続けるの?」「あたらなモノとのつき合いかたを考えるべきではないの?」そんな疑問を抱え始め、自身の“モノ”とのつき合いかたを模索するのだったが……。誰しも物欲から逃れられないのが世の常。そんなモノたちとどうつき合っていけば、最小限のモノで暮らせ、モノを減らせるのか? そこには途方もない、現実が待ち受けていた!? by amazon
祖母の突然の死去。アルツハイマー以外は健康で、まだまだ長生きすると思っていたのに! 体調不良を訴え病院に、緊急搬送され、そのまま亡くなった。あっという間の出来事だった…。そして数日後。母と私は祖母の思いが詰まった遺品を整理をすることにーーーそこで直面した出来事とは!?
by amazon
テレビ放送を記念した描きおろし4コマ総集編が登場。汚部屋時代のエピソードや、捨て変態としての片鱗が見えはじめた結婚生活当初、震災後ふたたび家族で新居に住み始めてから現在にいたるまで、“なんにもない道”を極めた<ゆるりまい>と家族たちをとりまくショートエピソードが満載の一冊。“なんにもない”家族たちの日々の暮らしの「へえ~」「嘘!」「ほんと!?」がここに! by amazon

以上シリーズ5巻をまとめ読みしました。

私の感想文※ネタバレ有

今まで私は様々な片付け本を読みました。
読んだ本は主に片づけのノウハウについて書いていました。
読んですぐは実践してみるもののといった感じでそして次の片付け本を手に取るその繰り返しです。
一時的に物は減るのですが、根本的に物欲が減らないので後々元通り。そんな私がまた手にしたのがこの本。
でもこの本に書いていることは片付けのノウハウではありませんでした。
そもそも片づける物がない、そんな家の話でした。

著者のゆるりまいさんは『捨て変態』と呼ばれているこの本の主人公です。
捨てる事に快感に覚え”なにもない家”にした人です。
ところがそんな捨て変態のゆるりまいさんと私は共通する部分がありました。
ひとつは、片付けが苦手なこと。
だから片付けしやすいように、何もない部屋になったそうです。
極端な選択ですが理にかなっていると思いました。
私も物があることでさらに苦手な片付けが億劫になっている現状です。

もうひとつは、物欲があるところ。
この話は主に3巻で出てきます。
捨て変態と呼ばれるほど捨てるけど、物欲もあるところにゆるりまいさんが特別な人ではないような親近感が得られました。

今回はほとんどが漫画だからということもありますがそんな親近感で5巻分、一気に読み進めました。

1巻2巻で物を捨てたくなり、3巻で物欲との付き合い方を学び、4巻では遺品整理を経て他の人たちの物との付き合い方が分かりました。
5巻は4巻までの総集編4コマです。
くすっと笑える話もあり、読むだけでも十分面白いと思います。

私は読み終わってまんまと捨てたくなりました。
片づけるというよりは、家にあるものが本当に必要なものかを考えて捨てる、捨てる、そして捨てたい!
家の気になっていた部分から捨てを実行しました。

それから、物欲とは本当に欲しいのか安いものでも買う前にじっくり向き合うことにしようと思いました。
私は安いものはよく考えずに買って後悔することが多いので・・・

そんなこんなで私の読書後の捨て片付けは最後にまとめようかと思います。

五つ星評価

出版社 : KADOKAWA (2014/3/31~2016/2/5)

役立つ情報  2.5★
読みやすさ     4.0★
実行力    3.0★
トータル    3.5★

小説とは違うの情報本用に5つ星項目作ってみました。
まずは役立つ情報はゆるりまいさんの考え方に私は共感できましたが、今まで読んできたような実践的な片付け方法を求めている人には情報薄に感じるかもしれないと思い2.5★にしました。

読みやすさは漫画エッセイなので、断然読みやすいと評価しました。
その他面白さもふまえてトータル評価しました。

※私個人の見解です。参考程度に読んでください。

まとめ

さて本読んでからの私のGW中の捨て行動です。

まずはずっと気になっていた洗面所。
いつか旅行で使うと貯め込んだ化粧品のサンプルをこれを機に捨てました。
あとは使いかけで、たぶんこの先もう使わない化粧品も捨てて、今使うものを使いやすい位置に配置しました。
正直ゆるりまいさんからすると、まだ物であふれかえった洗面所ですがひとまずすっきり。

次に本棚。
我が家には造り付けの本棚があり、旦那と半々で使っています。
最近本を読みたい欲が増したこともあって本が本棚に収まっていませんでした。
本は好きでどうしても多くなってしまうのですが、もう何年も読まない本が本棚にいました。
本はもう一度読みたい本、読まなくてもお気に入りの本に絞ってそれ以外を捨てたり売ったりしました。
結果本棚に隙間ができ、満足仕上がりになりました。

とりあえず私のGW中の捨て行動はここで区切りがつきましたが、最大の砦のクローゼットと物の増減が多いキッチンにはまだ手を付けられていません。
クローゼットは私の物欲の塊なので、よく自分のファッションと向き合って捨て行動にかかりたいと思います。

キッチンはこれから温かくなる季節、G対策の為に早めに手を付けたいエリアだと思っています。
この捨てたい欲が治まる前に・・・

今回も長々とした文章を読んでいただきありがとうございました。
少しでもこの本を読んでみたいと思ってもらえたらうれしいです。

あつぱんだ。


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