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7/4 今の米国株上昇相場が終わるとき

こちらのレポートは私の米国株式相場に対する考察を述べている物でして、売買の推奨や投資勧誘を目的とするものではありません。また、当レポートに記載されている内容を元に売買をされた際の責任を負う物ではありません。記載されている内容は正確性の高い情報を集めてはおりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。また、途中引用として使用する記事や指標の所有権はその発行者の方に帰属いたします。また、当レポートで使用する引用記事などは複数の弁護士の方の確認を得て問題が無いという判断を行っております。

こんばんはアトレです。色々調べものをしていたら、今の相場環境が過去のある地点に似ており、今後の相場を占う上で気になる動きになっているので、その点について説明していきたいと思います。

引用元:tradingview(青がナスダック100先物、オレンジがFF金利)

上記は2018年~2019年前半のナスダック100のチャートです。当時は利上げを行って経済を冷ましながら2018年末に利上げを辞めて、半年ほど高いまま維持したという環境でした。
見て頂きたいのは2018年9月下旬に発生した大規模な株安です。9月に相場は落ちやすいと言いますが、まさにそんな事象でした。

この時の当時の記事を読むと、この時の暴落の要因は10月に控えた決算前の調整と、10年債利回りが急騰した事で、株式のvaluationが低下したと言われていました。
*当時は米中貿易摩擦もあり、先行きが怪しくなっていた時でもありました。今と相場環境似ていますね。

引用元:Tradingview 青線:ナスダック100先物、緑:10年債利回り

確かに株価の急落前に10年債が大きく上昇して、あとは株価とともに下落しています。この時の引き金はイールドスプレッドであったと言われています。

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