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今注目されている「英語学童」について解説します

近年子どもに習わせたい習い事ランキング上位に入ってきている「英語」ですが、そんな英語を使った学童があるのはご存じでしょうか?
従来の学童同様、学校が終わった後に子どもを預かってもらいながら、同時に英語も学べる環境となっている英語学童。
一体どのようなメリット・デメリットがあるのか、また英語学童を選ぶときのポイントもピックアップしてご紹介していきます。

記事全文はブライトリー英語コラムで読むことができます↓


英語学童とは?

英語学童とは、通常の学童を英語環境で行っていく場所です。
別名アフタースクールとも呼ばれています。
座学の英語学習時間の他に遊びの時間や工作、プログラミングなど、様々な内容を英語で行っていきます。

先生はネイティブスピーカーやバイリンガル講師など、英語学童によって様々です。
放課後は英語の世界に飛び込みながら、自然と英語のシャワーを浴びることが出来ます。
また、たくさんの国籍の先生や児童がいるため、異文化理解も深まる環境となっています。

英語学童と英会話スクールの違いは?

このコラムを読んでくださっている方の中には、英会話スクールやインターナショナルスクールも検討されているという方もいらっしゃるかと思います。
具体的に英語学童と英会話スクールでは、どのような違いがあるのか解説します。

学習時間

英会話スクールは、1レッスンおよそ60分間が一番多くなっています。
一方、英語学童は放課後14時頃~長いところで20時過ぎまで預かってくれる学童もあり、学習時間に大きく差が生じます。

また、英会話スクールは主に週1日が多いですが、英語学童は学校のスケジュールに沿っているところが多いため、週5日通うお子様も少なくありません。

費用

預かってもらえる時間が長い分、月謝はやはり英語学童の方が高くなることが多いです。
一方で、通常の学童で行っている内容を全て英語で行えること、また週5回の放課後を時間数に計算した場合、英語学童の方が割安になることがほとんどです。

カリキュラム

一般的な英会話スクールは座学が中心なのに対して、英語学童は座学の他に、

  • アート

  • プログラミング

  • 公園での遊び時間

  • おやつ休憩のスナックタイム

など、英語を使いながら様々な内容を学んでいきます。
また、小学生では宿題があることがほとんどのため、カリキュラムの中に宿題タイムが含まれている英語学童も多いです。

英語学童を選ぶときのポイント

最近では共働きの家庭も増えてきていることもあり、英語学童も様々な教室が存在します。
それぞれのポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

学習内容

文法の時間が多いのか、アクティビティの時間が多いのかなど、教室によって個性が出る部分です。
将来的に英語系の資格を取得する予定がある場合は、文法の時間が多い英語学童が良いでしょう。
また英語学童の中には、英語を使いながらプログラミングやアート、スポーツを学ぶことが出来る教室も多く存在します。

また、現在複数の習い事をされている場合、英語学童で全て済ませることが出来ればコストも抑えながら時間も有意義に使えて、一石二鳥になります。
英語の他にどういったスキルを身につけたいかを優先しながら検討すると良いでしょう。

学習時間

多くの英語学童は、15時頃から18時30分頃までのお預かりが基本です。
最近では共働きの家庭も多くいらっしゃるため、20時過ぎや長くて22時まで預かり可能な英語学童も存在します。
そういった場合は、夕食もオプションで付けることが可能だったりと、保護者にとっても安心して働くことができるでしょう。

また、夏休みや春休みなどの長期休暇は、朝8時頃から預かってもらうことができる教室が多いです。

先生の雰囲気

それぞれの英語学童によって、先生の雰囲気も大きく変わります。
また、外国人の先生だけでなく、日本人のバイリンガルスタッフがメインで運営している教室も多く存在しています。

初めての英語の習い事であるお子様は、一番最初から外国人のみの環境だと緊張してしまい、英語に苦手意識を持ってしまうケースもあるでしょう。
そういった場合は、日本人のバイリンガルスタッフが在籍している英語学童がおすすめです。

「異文化理解を深めたい」「色々なアクセントのある英語に触れてほしい」などを目的に考えているご家庭は、外国人スタッフのみの英語学童が良いでしょう。

英語学童の具体的なメリット

ここまでご紹介してきたように、英語学童には様々なメリットが存在します。

①英語のシャワーを浴びることが出来る

英語学童は、約4時間を英語のみの環境で過ごすことが出来ます
「英語耳」と呼ばれている「英語を日本語に置き換えず、聞こえてきた通り理解ができるようになるリスニング能力」は、0歳〜7歳でほぼ完成してしまうと言われています。
そのため、「ゴールデンエイジ」とも呼ばれている小学生低学年のうちから英語のシャワーを浴びることは、今後の英語学習において大変重要になってきます。

②文法英語ではなく、話しながら自然と英語に触れられる

「学校で英語を勉強しただけで、英語は話せない」という経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。
日本の学校教育では、書く・読むを中心とした座学での英語学習が主流となっており、日本人はアウトプットをすることが苦手と言われています。

英語学童では座学での英語学習がメインではなく、生活をする中で出てくる英単語や話し方、また英語のアクセントなど、自然と英語が入ってくる環境で過ごすことが出来ます。

③放課後の時間を有意義に活用出来る

放課後の時間を活用しながら英語学習が出来るため、学校生活に支障が出ることもなく、普段の生活に自然と英語の時間を取り込むことができます。
また、学校地区の民間の学童と違い、学校以外の友達が出来やすいという点も英語学童のメリットです。
学校では日本語、放課後は英語という様に、オンオフの切り替えがしやすくなるでしょう。

英語学童のデメリット

ここまでは英語学童のメリットをご紹介してきましたが、メリットがあるようにデメリットも存在します。
メリットとデメリットを踏まえた上で、検討していきましょう。

①費用が高い

英語学童は、民間の学童に比べ費用が高くなっています。
教室にもよりますが、週5日コースの場合、65,000円程が相場でしょう。
その他に施設使用料や入会セット、スナック代がかかる場合もあります。
なるべく費用は抑えたいというご家庭は、送迎なしや週1回のプランで契約すると、比較的安く抑えることが出来るでしょう。

②楽しいと感じるかは子ども次第

小学生になるとお子様の意思がはっきりしてくる分、時には英語学習が楽しくないと思ってしまう時期もあるかと思います。
通常の習い事に比べ、英語学童は長時間のお預かりとなるため、楽しくないと思っている状態で通い続けてしまうと、時には英語に対して嫌悪感を抱いてしまうこともあるでしょう。

③英語のみの環境がストレスに感じることも

英語に初めて触れるお子様は、英語が全く分からず暗号のように感じてしまうケースもあります。
英語学童の先生たちはユーモアを持って接してくれるため、英語が分からなくてもほとんどの子どもが楽しいと感じながら過ごしています。
一方、分からないという環境が続いてしまうと友達もうまく作れず、英語環境がストレスになってしまうケースも多々あります。


英語学童は、英語を学びながら学童として子どもを預けることが出来るため、ご両親にとっても大変有意義な環境です。
また、子どものうちに異文化交流を経験することで、色々な視野を持ちながら成長することが出来るでしょう。皆様のご家庭にとってどういった目的で英語学童に通っていくのか、メリット・デメリットを踏まえた上で取り入れてみてくださいね。


インターナショナルスクールとの比較など記事全文はこちらから読めます↓


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