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家業イベント開催者の立場から見たコミュニティとネットワークの違い

コミュニティとネットワークの違いについて考えたことがある人は少なくないかもしれません。よく使う2つの言葉で、編集部も頻繁に使っています。
家業承継者においても例えば○○ネットワークと△△コミュニティって「何が違うの?」などと考えたことがある方もいるはず。
コミュニティとネットワーク。これら2つの言葉には「人が集まっている」という共通点がありますが、実は両者違った意味合いを持っています
その違いは何なのか、今回のコラムでは、家業イベントを年間40回開催している編集部調べで「コミュニティとネットワークの違い」について解説していきます。
はじめにそれぞれの定義を確認しましょう。

コミュニティとネットワークの定義から違いを考える

コミュニティの定義...
一定の地域のうえに展開される自生的な共同生活(マッキーバーの定義)
メンバーがお互いの存在に価値を感じ自分の貢献がほかの参加者にプラスに波及すると信じられる状態(マクミラン&チャビスの定義)

などと定義されています。
対してネットワークはいかがでしょうか。


ネットワークの定義…人や組織の、ある広がりをもったつながりのこと。
引用:三省堂 大辞林 第三版
https://www.weblio.jp/content/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF

と、定義されています。
これらを受けてコミュニティとネットワーク、両者の違いについて考察します。

コミュニティとネットワークの違い

コミュニティは「互いに貢献し合う関係」、ネットワークは「人の繋がり」であると編集部は読み取りました。
大事なことは、コミュニティとネットワークの違いを読み違えると、正しいコミュニティ構築やネットワーク形成が行われなくなるという点です。

ネットワークは、「人と人が繋がりあってる状態」のことを指すので、例えば賀詞交換会、名刺交換会などのことを指すと考えます。異業種ミーティングなどでも、話し合いを通じて生まれるものが「人と人との繋がり」であれば、それはネットワークと位置付けられると考えています。

対してコミュニティは、「貢献」というところに軸足を置いていて、例えばお互いの得意分野やリソースをシェアし合い、お互いに協力することができる状態のことを指すと考えます。

コミュニティとネットワークの違いは「貢献」

コミュニティで、互いに貢献しあえる状態を作るために必要なことは、「心理的安全性」と「仲間への信頼」だと編集部は考えます。
自分の持っている大切なリソースやナレッジを提供してもいい場所であるという「心理的安全性」と、互いが何を欲しているかを考え、その欲しているものを提供できる「仲間への信頼」だと考えます。

「心理的安全性」を担保するためには、同じ目的を持った人の集合体であることが大切で、「信頼」を生むためには、同じ境遇の仲間が集合することが大切であると考えます。

家業承継者にとって「心理的安全性」の担保された「仲間を信頼」できるコミュニティとは?

前述の説明で、コミュニティとネットワークの違いについては何となくご理解いただけたはずです。
人と線で繋がるネットワークと互いに貢献し合う仲間で構成されるコミュニティ。
家業承継者として、多くの人と繋がるためのネットワークはとても大事ですが、互助会のようなお互いに助け合えるコミュニティで培ったネットワークをより強固なものにしていくことも大切なことかと思います。
これからそのようなコミュニティをご紹介します。

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