人生の目標/目標を立てるより認識を深めろ。

思えば生まれた時から受験という?目標を与えられその後はあなたの好きなようにしなさいみたいな感じだったように思っていたが大学卒業後就職できないことに狼狽していた。
就職しようとしなかったわけでもなかったのに。
私は世間知らずで空気が読めなかった。それが就職できない原因だっただろう。
その後、ひきこもり、フリーターを経てなんとか就職できた後は、今度は会社に与えられた目標を追い続けて(目標ーあるいは会社の求める人物像的な人物であること)今十数年が経過した。
生まれてから18歳まで受験という目標を追って過ごし、21歳くらいから26歳までは就職するという目標を、途中からは半分あきらめながらも持っていて、26歳以降は会社の目標追っていた。
いつも今はなかった。目標は今現在ではなく、今の準備や努力によって今より未来にようやくかなえられるものであるから。また、目標はいつも自分のものではなかった。親、教師、社会通念上必要とされるあり方(無職ではなく就職している状態など)、会社の目標、会社の求める人物像から与えられたものだった。
この数年間、この歳にしてようやく目標を定めるならばそれは自分のための目標を自分のために掲げるべきであろうことに気付いてきた。そう思いはじめたその時もう30代後半から40代になるころだった。
特に仕事をし始めてからはいつの間にか自分の時間がなくなっていった。家に帰ってからも、仕事に行く前も休みの日もいつも仕事のことを考えていたといっても過言ではないだろう。(今この瞬間も)
そして、少しの時間でも仕事のことを忘れるべきだ。忘れたい。という思いから僕は依存していった。(僕だけでなくきっと多くの人が)
タバコ、酒、SNS、スマホ、風俗、ポルノ、甘いもの食べ過ぎ(人によってはギャンブルもあてはまるだろう。僕はギャンブルだけはなぜかはまらなかった。)etc依存しているその間、その瞬間だけは忘れられる。嫌なことも予期不安も。
そして、依存の代償は脳も体もメンタルも経済的にも蝕まれていくということだ。僕は病気になった。
当たり前だけど、、、。そんなことにも気付かなかった。というより気付かないふりをしていた。当たり前のことに気付いて、当たり前の対処をしていける。人生が勝負ならそれだけで充分勝ち組だろう。

だまそうとしてくる。買う側がいれば売る側がいるということだ。
分煙してます。非加熱式タバコは紙タバコより健康にいいです。酒は百薬の長。アルコール少ないですよ。逆にストロングでガツンとストレス発散できますよ。スティーブジョブズは自分の子供にスマホ使用制限をしていた。なぜならスマホの使用によって頭が悪くなるからだ。
甘いけど糖質の少ないお菓子。いつの間にか課金しすぎるようにできている課金ゲーム・アプリ。リボ払い。消費者金融という現代風の高利貸し。病気の対策はしている風俗。絶妙なランダム性のギャンブル。ギャンブルっぽくないギャンブル。

価値提供とか言ってるけど、、、マーケティングとか言ってるけど、、、依存状態を作り出すことは、儲かる早道でもある。

そしてそれを販売しているのは、、、やっとの思いで、就職した僕たちだ。多くの仕事をしている大人には身に覚えがある。買う側でもあるけど、売る側でもある。真面目で真剣な人ほどそう思うだろう。
残念な気持ちにもなるけれど、いまの資本主義の構造上では、それはいた仕方ないことだと一旦仮定的に思いたい。
どこまでがまっとうな商売なのか、どこからが騙しているのか、法律上以外での判定はもう個人の主観に委ねられるしかない。
だから本当は一体何が当たり前のことでまっとうに対処するとは、どう対処することなのかは、普段から勉強しかつ深く思慮したうえで、かなり慎重に見極めなければならない。
だまし合いの資本主義の世の中では当たり前のことに気付いて当たり前に対処するとは一朝一夕にできることではない。
、、、という認識に立って、そういうふうに生きていけるようにすることが僕の目標というか指針、、、。今のところは、、、。

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