皮膚の新しい見方 〜アトピー性皮膚炎から健康美肌へのパーソナル・レシピ〜
アトピー性皮膚炎は身体の悲鳴だった! (僕の場合)
初めまして。西野行哉(にしの・こうや)と申します。
これは、ある科学者(男;博士(理学) )が、その能力(洞察力・発想力・忍耐力)を活かして、独自の方法で、15年以上に渡りアトピー性皮膚炎と格闘し、最終的に健康美肌を手に入れるまでの記録です。
医者の助けを借りなかったその闘いの中で、(自分の)アトピー性皮膚炎の本質的原因を考え、独自の対処方法にたどりつきました。その方法やそこから得た知見などについて、明らかにしていこうと思います。
エッセイ風に書き連ねていこうと思います。最初は全体像が見えにくいかもしれませんが、よろしくお願いします。
【方法の概要】
西野のケースでは、角層に覆われ老廃物などが詰まって「毛穴」が機能不全になっていました。それが、ある健康食品がきっかけとなって、皮膚がそれらの老廃物を排出しようとしたらしいのです。ところが、「毛穴」が強固に詰まっていたため(=西野のアトピー性皮膚炎)、それを外部から手助けして、「毛穴」を活性化させました。その結果、健康で快適な肌を手に入れました。
そこから得た結論(=アトピー性皮膚炎への対処方法)は、
(1) 食べ物・健康食品などの力で皮膚が老廃物を排出する状態(内部的要因=化学)にする。
(2) 入浴時に表皮が適度に柔らかくなった状態で爪を横に滑らせるようすることで(=線的動作)、「垢」の吸着力を利用して皮膚を傷つけずに「毛穴」の汚れを掻き出す・絞り出す・こそぎ出す(外部的刺激=物理)
——というものです(ピーリングよりも、韓国の垢すりに近いと思います)。
痒くなる原因を、入浴時のウェットな状態で、あらかじめ取り除いておくという言い方もできると思います。
いわば根本的な「毛穴」の掃除です。
ただ、それは一言で言えるような単純で簡単なものではなく、試行錯誤を重ね、「毛穴」の向きや各部位の皮膚の状態などをその時々で良く観察しながら行うなど、非常にデリケートでまた忍耐力の必要な作業でした(「毛穴」とカッコで括っているのは、一般用語として、毛孔と汗孔を合わせたものとして表現しているためです)。
詳細はこれから連載していく各記事の中で述べていきます。
また、当然ながら食生活などにも相当気を配りました。その中で、肌に良いとされる食べ物は、多くの場合、西野のアトピー性皮膚炎ではむしろ悪化する方向に働くこともわかりました(ただしそれらは逆説的に美肌効果のある食べ物だと思われます)。その辺り西野のアトピー性皮膚炎の原因とも関係しているところなので、そういったことについても具体的に書いていく予定です。
これらのアトピー性皮膚炎の発症の元となった健康食品や老廃物を排出させる食品を適切な量で摂取しつつ、外部から皮膚の排出力を手助けすれば、西野のようなアトピー性皮膚炎の場合、改善しうるということです。おそらく医学的にも証明可能なものだと思います。
本連載の主な内容
(1) アトピー性皮膚炎を克服するにあたって、西野が取った方法
(2) アトピー性皮膚炎に対処する過程で、(ある種の=自分の場合の)アトピー性皮膚炎の原因を把握したこと
(3) アトピー性皮膚炎を克服するための具体的な方法(同じような症状の方に向けて)
(4) もしかすると医学的発見かもしれないこと
(5) 健康美肌になるために役立つ情報(含む健康関連情報)
※本連載でいう「健康美肌」は、見た目の美しさではなく皮膚本来の機能を発揮する肌のことを意味します。その結果、見た目が美しくなる場合があります。
健康美肌になって良かったこと
集中力の持続 ==> 勉強や仕事に有利
疲れにくい ==> 1日を有効に使える
汗をかいても皮膚が痒くならない ==> ああ、幸せ
嫌な臭いがしない(いい匂いがしてるかも?)==> モテるかも
暑さ寒さに強い ==> 夏も冬も快適
反射能力の向上 ==> スポーツなどで有利
洗顔が気持ち良くなる ==> ああ、さっぱり
扇風機(風)が効果的に体を冷やす ==> 地球温暖化対策に寄与するかも
——など
20代以下の方へのメッセージ
西野のように年齢を経てから改善するのはかなり大変ですし、年齢とともにパフォーマンスが落ちてしまい、人生をロスします。
だから、若いうちから「毛穴」を活性化させておくことは重要です。
勉強や受験、スポーツ、さらには恋愛など、人生のあらゆる側面で有利に働くと思います。
そのためには、シャワーだけで済まさずに、湯船に浸かり、適度に「垢」出しすることが大切だと思います(おそらく毎日が望ましいですが、週に一度ゆっくりお湯に浸かるだけでも大丈夫かも。その辺はその人の肌の状態にもよるでしょう)。
【注意書き】
これはあくまで西野個人の症状・体質に対する方法で、誰にでも当てはまるわけではありません。
また、症状によって、あるいは間違った方法によって、悪化する恐れがあります(西野も試行錯誤する中で悪化したことが何度もあります)。
そのため、記事の内容を参考にする場合は、すべて自己責任でお願いします。
(以上、注意書き)
主な参考文献
『標準皮膚科学』
監修:岩月啓氏、編集:照井正・石河晃、発行元:医学書院(2020年2月1日第11版第1刷)
『皮膚、人間のすべてを語る 万能の臓器と巡る10章』
著者:モンティ・ライマン、訳者:塩﨑香織、発行元:みすず書房(2022年7月12日第3刷)
『皮膚の医学』
著者:田上八朗、中公新書(1999年3月25日発行)
MSDマニュアル 家庭版
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/17-皮膚の病気
その他、記事ごとに随時記載
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