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いらないものを毎日考えてみて
ここ5日間ほど、「いらないもの図鑑」というシリーズで実際にないであろう’いらないもの’を考えてnoteに投稿してみました。
そこで感じた点を整理してまとめました。
意外といらないものってない
なんとなく気づいていたところではあるものの、考えてみるといらないものって結構ないんだなと気付きました。
最近ではどんなものでもメルカリで売れたりするなんてことが起きているので、世間一般でみても「誰かにとっては価値がある」ということが浸透はしてきていると思ってました。
それにしても自分からいらないものを産み出そうとして、100%いらないものをつくれないとは思いませんでした。シリーズのコンセプトとして最後には使い道を1つはあみだすようにしていたので、ネタを考えた時点でやめることもあるのかなと危惧しましたが、杞憂でした。
明らかに人間に害をもたらすものを除けば、結構目線次第で’いるもの’に変わります。
ものというより経験が大事
いらないものを考える時に、例えばそれが売られていても買うのかというところを意識していました。無料なら欲しいは「あってもいい」にすぎないですし。
特に「飛ばない飛行機」を考えた時に深く実感しました。このときの結論は「飛行機に乗ること自体を売りにする」としました。
これは生まれたての子供であったり、まだ飛行機に乗ったことの無い人にはまったく価値になりません。売りにしている価値にたどり着くには、人それぞれの飛行機にまつわる思い出が必要だからですね。
逆に、この何をするにもモノで満ち溢れている社会では、多くの人で共通の思い入れのような感情があるんじゃないかと思ったんです。
飛行機に関しては、乗る=楽しいことの始まりと思う人が多くいて、実はそれは飛行機が飛ぼうが飛ばなかろうが沸き起こる感情なのかなと書きました。
一種のプラシーボ効果みたいなものかもしれませんね。
そして、この実態の無い価値にたいしてもお金を払うことのハードルが下がっているんじゃ無いかと考えてます。
よりシンプルに、モノより経験な時代ですからね。
毎日考えたら、裏側の経験について考えるようになった
だいたい、いらないものを考える時にはそのメインの機能をなくすことからはじめます。冷蔵庫なら冷やせないとか。
そうすると、メインの機能以外にもめちゃくちゃ人が大事にしてる要素が掘り起こされてきたり、無機能状態でもモノにまつわるエピソード自体への価値を再認識したりするようになります。
ただでできて、視点を変えるいい練習になります。ぜひ皆さんも試してみてください!一緒に図鑑を埋めていきましょう!(マガジンに登録させていただきます!)
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