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クラウドファンディングを成功させるため徹底的に研究いたします

よしだ、クラウドファウンディングやるよ〜!


どうもこんばんは、よしだじゅんやです。
私ごとではありますが、かねてから作りたい作りたい叫び散らかしていたプロダクト『芝生ポータル』を12月末よりCAMPFIREにてクラウドファウンディングを実施します。

CAMPFIREの中でも、SPARKSという「アイデアのプロトタイピング支援に特化した」カテゴリで実施予定です。
クラウドファインディング開始時には改めてアナウンスしますので、ぜひご視聴・ご支援をお願いいたします、、、!

成功させるために研究します。


とはいえ、クラウドファウンディングについて理解が浅い身。
より魅力的なプロジェクトを立ち上げるため、まずは過去のプロジェクトを研究して自分のプロジェクトに活かしたいと思います。

今回は、僕がプロジェクトを公開することになるSPARKSの中から3つ、 CAMPFIREのプロジェクト1つ、の計4プロジェクトを対象に、「なぜ支援したいと思ったのか」「惜しいと思ったポイント」等を考察していきます。

SPARKS①サクセスしたプロジェクトで支援したいもの


なぜ支援しようと思ったのか:
ストリートピアノ自体には興味がなかったが、支援したいなと感じた。それは、オーナーの使命感への共感と、やり切ってくれそう感によって納得したため。そこに至るまでの導線が非常にシンプルだが強力で素晴らしいと感じた。

以下はなぜそこに至ったのかの要素分解

◯読み始めて10秒間のテンポ感
メイン写真をあえて、プロダクトではなく、完結な自分の想いを伝えており、その熱量にまず読んでみたいと動機づけされた。
読みはじめの「ストリートピアノとは!」「ストリートピアノ文化をもっと広めていきたい」までの写真とテキストの構成が簡潔で、良いリズム感で読めた

◯共感→納得までの速度が速い
①背景:
”「LOVE PIANO PROJECT」を筆頭に、地域や企業がストリートピアノ文化を盛り上げようという動きも徐々に出てきて参りました”
②ストピの魅力
③本人の強いWILL
④今までの活動
という構成になっており、ここまで30秒くらいで読めるが、この時点でプロジェクトに対して、この人ならやってくれそうだと感じていた。
①背景によって、他人事じゃないなと感じ、③で共感、④でやってくれそうという期待を感じた。このフォーマットがとても良かったので、自分自身も真似したい。

◯コアファンをしっかり獲得している
・Twittreによる発信・コミュニティの運営をCF前に実施しており、ストピのコアファンにしっかりリーチ、かつ認知してもらっているのがいい。有益な情報を提供したり、議論の中心になることでその分野のオピニオンリーダーになっていたのだと思う。と、なると説得力が違ってくる。
自分自身も芝生の普段の発信や、コミュニティ作りを事前に行いたい。
支援者を見ると、しっかりコアファンが支援していた。

◯具体的な目標を掲げる
「現状常設のストリートピアノは約260台ありますが、500台以上にまで増やしていきたい。
これがとても良いと思った。ゴールを明確にすることで、到達するまでの行動が明確になるし、支援者にとっては具体的な未来がイメージしやすい。
芝生ポータルも「ちょっと豊かな生活を」みたいなふわっとした表現になっているが、「全国にある7000箇所近くの芝生をコンプリーしたい」ぐらいの表明をするとWILLが伝わるし、支援者もイメージしやすいなと思った。

SPARKS②惜しいと思ったもの


惜しいなと思った理由:
正直、プロダクトを見て、面白いし欲しいなと思った。良いプロダクトを制作できているのに、なんで人に伝わらなかったのだろうか?という視点で考察する。

考察の結論:
プロダクトのコアバリューがユーザに伝わりきらなかったため。
写真立ての機能は大きく分けて2つ
①顔写真が変化する
②変化に気がつかないとフレームが自動で倒れる
僕が圧倒的に欲しいなと感じたのは②だった。①までは他にもありそうだなと感じている。なぜ②が伝わらなかったのだろうか?

◯メイン写真
①しか表現できていない
②の機能もメイン写真に記載されていると、流入はさらに増えたのではないか。

◯プロダクト概要
「ユニークな演出」と曖昧な表現しかされておらず、ユーザからすると読み始めで①までしか想起していない可能性が高い

◯コアバリューの記事内の位置
②の説明が最後に現れる。今回のプロダクトに関しては、想いよりも「何がユニーク」なのか、ユニークの中でも「コアバリューはなにか」をもっと早く出すべきだったと感じる
*リターンがプロダクトのプロトor完成品の提供のみなので、なおのことプロダクトへの興味喚起は重要であると考える

学び:
自分自身でプロダクトのコアバリュを定義するのは大事。そしてその先に、コアバリュをどうやったら人に伝えることができるのか?という観点でページを構築したい。

SPARKS③惜しいと思ったもの


惜しいと思った理由:
僕はメインターゲットではないので刺さらなかったが、コアファン意外にも一般層に刺さりうるプロダクトだと感じる。一方で支援が一般層まで波及しなかったのはなぜかを考える。僕のプロダクトでも同じことが起こりそうなので

◯ファーストビューの印象
「ハムスター限定!」という記述にかなり強気なメッセージングだなと感じた。一方で、プロダクトイメージの「べろべろべろべろ。。。」という記述に偏愛を感じた。
トータルとして、ハムスターにはさほど興味はないが、投稿者がどんなWILLを持っているのかと、どんな狂ったプロダクトなのかが気になったので、コアファンとキャンプファイアーを普段から見ている層には刺さっているのではないか

◯プロジェクト名
「ハムスター好きが描く野望への第一歩は、写真でひとことアプリケーションだった件」
という表題を見て、「まだ未完なのだな」と感じて若干見るのを躊躇った。
記事の最後の方に、筆者の今後の展望が書いてあり、理解はできたが、ファーストビューでネガティブな印象を与えるのはもったい。
自分であれば、表題には上記のテキストは含めず、興味を持って読み進めてもらった人に対して今後の展望を展開したい。

◯「なぜ私なのか」の納得訴求
「ハムで一ひとことやってます」という冒頭の箇所で、実際のTwitterの写真を上げていて、筆者のハムスター好きや具体イメージを想像することができた。
もし、「毎日投稿しています」というのであれば、もっと大量の投稿を冒頭で見せると、この人はハムスター好きの中でも一味違うなと感じるかもしれない。
自分もTwitterで投稿してきた芝生の写真はたくさんあるので、そちらを有効活用したい。1発で変態なんだなと理解してもらえるようなビジュアルにしていきたい

◯プロダクトの紹介
最初に現れるプロダクトイメージに「いつも通りTwitterに投稿されます」と大きく書かれている。と、なると「Twitterで投稿するのと何が違うのだろう?」と疑問に思ってしまった。
自分であれば、「一番実現したいプロダクトの姿」を先に提示すると思う。そこでまずは共感を形成して、「まずはこのアプリを作っています」という形で現状のプロダクトを提示して、納得してもらう。

CAMPFIREで良かったもの


選定基準
・PFアプリを開発している
・法人ではなく個人のPJ
・支援総額100万以上

考察したいポイント:
メインイメージとPJ名はあまり個性がなくてある意味埋もれてしまうような見た目だと感じた。その一方で、読み始めると、筆者への愛着と、PJへの共感をとても強く感じ、素直に支援したいと感じた。し、実際に多額の支援が集まっている。
このギャップを埋めるものは何かを考察したい

◯なんかいいやつそうの強さ(説明が難しい)
冒頭に、筆者の写真をデカデカと張っているのが個人的にとても刺さった。「想いが伝わるか」「プロダクトの良さが伝わるか」みたいな、生産的なアプローチはたくさんあるが、あえてここで本人の写真を貼るのいいなと感じた。
「あ、こいついい人そうだな」と感じた。スーパーの野菜に農家さんの顔写真が載っていると安心する感じ。人間の顔面はかくも雄弁なのかと驚いた。
よく考えると、支援者はプロダクトを買うのではなくて、PJオーナーという人間に支援するのだから、理にかなっているのかもしれない。
僕も芝生でキマッている顔写真をアップで載せてやろうと思った。気持ち悪いだけかもしれないけど。

◯マトリクスによる明確なターゲットの提示
閲覧、10秒くらいで、プロダクトが解決したい課題に共感した。

この表がすぐに現れるのが良かった。これを見て、すぐにやりたいことが理解できたし、確かに自分にもそういうやついるなと共感した。なんとなく「存在するよねー」という課題をマトリクスで明確に表示すると、「よくぞそこに着眼したな!」と感じる。
自分も競合サービスや消費者属性を提示して、ここを狙うよ!を先に読者の人に明確に伝えたい。

◯活動報告の上手な使い方
活動報告を使って、高頻度に現状を報告している

75パーセント達成時、支援者100人達成時、終了まであと24時間等
活動報告は、C F終了時に支援者に対して報告するものかと勝手に思っていたが、実はCF実施時に盛り上げるためにも使えるようだ。自分もこちらの機能は利用していきたい。

終わりに


今回の考察を踏まえて、まずは『芝生ポータル』の魅力が十分に伝わるページを作成してまいります!ご視聴・ご支援をお願い致します。

また、絶賛『芝生ポータル』のモックアップも作成しております

使ってみたいよ!という方はぜひよしだまでご連絡ください。

代わりにカンボジアに募金します。