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10 月24日独り言夕刊ニュース

日経新聞の夕刊から気になるニュースを抜粋。この記事は読むべき。そして知識として蓄えるべき。

"次世代原発、どう使うの?"

東京電力福島第一原子力発電所事故を踏まえ、現在普及している「軽水炉」を改良し安全性を向上させたものを政府は「革新軽水炉」と呼んでいる。その先に設計思想や技術が大きく異なる「次世代炉」がある。
次世代炉では出力が大型炉の約3分の1の「小型モジュール」が注目されており、地域の電力を賄う電源として使ったり、何基も組み合わせたりできる。小型なので、事故時に大量の放射性物質が飛散するリスクが低いのも利点とされている。世界で70以上の開発計画あり。大型炉より経済性で劣り、多数設置は立地選定が難しい。
使用済み核燃料を再利用でき発電効率が高い「高速炉」、燃料が溶け落ちるメルトダウンが原理的に起きないとされ、熱を水素製造に使える「高速ガス炉」などの開発も進んでいる。
革新軽水炉は30年代半の実用化、次世代炉は30年代後半から40年代の運転開始を目指しているとのこも。

感想
個人的に、原発開発はリスクしかないと思っていて、先送りにしている燃料棒などの放射性廃棄物の処理問題が全く進んでいないこと、新たに設置するとして地元住民が納得すると思えないことなど多数の問題を抱えている。どちらも未来の負の遺産になるから。
ただし技術的なイノベーションがなければ、日本はエネルギー問題を一切解決できないまま朽ち果てていく国になってしまう。この次世代原発の開発はより理解を深めたい。

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