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【宮崎県初】インターンシップ・コミュニティをオンラインで1ヶ月間運用してみた話

こんにちは、ATOMicaで事業開発を担当している倉橋です。
前回の記事では、ATOMatchのリリース背景についてエモくお話させていただきました!大変ありがたい事に企業・学生ともに反響があり残業時間が単調に増加している6月です。(強力なインターン生もジョインしワイワイやっております)

ATOMatchってなんだっけ?という方におさらい↓

■ 10秒でわかるATOMatch
ATOMatchは地元企業と学生がコラボレーションし、新規事業開発や既存サービスをアップグレードさせ運営する、新しいインターンシップ・コミュニティです。参加学生・企業共に大募集中です!

そんなこんなで、ATOMatchは6月から始動したわけですが、
今回は参加企業の中から「株式会社九州建設サポートとつくるコミュニティにフォーカスをあてて具体的な活動内容やオンライン・コミュニケーションを行う際のコツについてお話できればと思います!

特に下記に当てはまる方はぜひ御覧ください☺

■ 想定読者
- ATOMatchでどんな活動をしているのか気になる方
- ATOMatchに参加するか迷っている学生の方
- オンライン・コミュニケーションのtipsを知りたい方

***

たった8ヶ月間で新規事業を黒字化させる・・・?

宮崎県内の大学に通っている5名の大学生(2年生の理系がメイン)と、
九州建設サポートの新規事業担当者2名で6月から活動をスタートさせました。こんな状況なので、キックオフや週次で行うコミュニティ活動はすべてオンラインで実施することにしました。

このコミュニティは、8ヶ月間継続し来年2021年2月に終了予定です。
また、コミュニティ活動におけるゴールは「たった8ヶ月間で新規事業を黒字化させる」というもの。そして、新規事業の中身は宮崎の地域課題に関するもので、一言でいうと「シニア/住宅確保要配慮者向けの空き家活用事業」です。

いったい、このゴールに対してどんな活動を行っているのか、気になりますよね。しかも驚くべきことに、大学2年生になったばかりの理系男子が参加メンバーの8割を占めているのです。
(※参加メンバーは理系文系問わず高校生から大学(院)生まで募集しています!)
このちょっとカオスなメンバーといっしょにどうやってコミュニティを運営しているのか、6月の活動内容を振り返りながらお話しようと思います。

「理系大学生=技術職へ就職」という固定観念

そもそも理系学生がなぜ事業開発?と引っかかる方多いと思いますので、
理系の参加者になんで参加したのかをヒアリングしてみました。

Q. なぜATOMatchに参加?
- 大学に入り、「パラレル・キャリア」という生き方を知り、仕事とやりたいことを1つにまとめずに、いろいろやっちゃえばいいなと思ったから
- 工学・ものづくりには興味はあるものの、「ニーズが必ずある仕事だから」という理由だけで専門を選択しているので、色んな職業や価値観を知りたかったから
- 最初は技術職に就くものとぼんやり思ってたんですけど、ビジコンやアイデアソンで事業を作ることの面白さとか難しさとか学ぶようになって、このコミュニティに興味をもちました!

 Q. ATOMatchで成し遂げたいことは?
- 僕自身がっつり理系なので、大学では学ばない事業開発やプランニングなど、専門外の知識を知りたいです。また、「宮崎」のことをもっと知りつつ、少し早い社会人経験ができたらいいなと思います。
- アイデアを出す力やそれを実行する力、プレゼン力などを実社会で通用するレベルまで持っていきたい。
(原文引用)

大学では学ぶことができない「事業開発」「マーケティング」領域に対して興味関心を持っていますが、中々学ぶ機会やアウトプットする機会がないことがわかります。また、彼らと対話する中で、理系でも事業開発やマーケティングについて学び、将来の選択肢を増やしたいと回答しているのも印象的でした。

余談になりますが、私も元々プログラミングを学ぶゴリゴリの理系出身です。しかし、新卒でビジネス職を選択し、新規事業部に配属され事業開発を行っていました。実験で培った仮説検証思考を生かして、アプリのUI/UXを改善したり、システムの仕様を見直してGMV(流通取引総額)を数倍に上げるなど、理系の大学で学んだ専門知識をビジネスの分野でそのまま活かすことができたのです!

「理系大学生 = 技術職へ就職」 という固定観念を覆し、自分がもっと没頭できるキャリアを自分の目で見て確かめながら選択していく学生が増えればな、と改めて思うのでした。

オンライン上でのコミュニティ活動

ATOMatchでは、大きく2つの価値を学生に提供しています。

- 就職活動のサポート
- 学生×企業のコラボプログラム

■ 就職活動のサポート

就職活動の支援を行っている企業と提携し、月に数回イベントやワークショップを開催しています。
6月は自己分析や就活軸について「なぜ自己分析するのか?」を参加学生に問いながら、自分なりの就活軸について答えを出していくイベントを、
株式会社Morghtの黒澤くん(@kurosawa_morght)にオンラインで実施していただきました!

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(社会人でも参考になる...!わたし、仕事に親和性の高い軸かも!)

7月も将来のキャリアを考えるためのイベントやワークショップを実施していく予定です!コミュニティメンバーはお楽しみに!

■ 学生×企業のコラボプログラム
「たった8ヶ月間で新規事業を黒字化させる」ことが九州建設サポートのコミュニティ活動のゴールです。新規事業はこのゴールを達成するために、6月は毎週火曜日にオンラインで事業開発講座を実施しました。

第一回目では、新規事業について理解を深めるため「なぜ新規事業が生まれたのか」「ミッション・ビジョン」について部長の黒木さん(@yoshikurosun)が熱く説明します。(#ATOMatchでたくさん呟いてくれています)

〜 ミッション 〜
空き家問題を解決し、使われていない不動産物件を満室へ。
住宅確保要配慮者の住まい問題を解決し、自由な生活・豊富な選択肢を提供する。

〜 ビジョン 〜
ニッチマーケット(不動産×福祉)の創出と、そのマーケットにおいて 地域No.1 を目指す。

第二回目以降では、「新規事業の作り方」「ニーズ検証方法」「ビジネスモデル」など事業づくりにおいて最低限必要な知識のインプットを行いました。このインプットを行うことで、大学で学ぶ機会がない理系の大学生も事業づくりの理解を深め黒字化させるために必要なアクションを取ることができるようになります。

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(事業開発講座で使っている資料を一部チラ見せ |д゚)チラッ)

また、事業開発講義では毎回課題を出しており、それぞれのチームメンバーと時間をあわせて協力しながら課題をこなしていきます。ディスカッションしたり、指針を決めアクティブに活動している様子が確認できますね。

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(Slackってやっぱり便利)
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オンライン・コミュニケーションのtips

ATOMatchは当面の間オンラインでの活動がメインです。顔も合わせたことがないメンバーや、普段リモートでのコミュニケーションがメインのメンバーは相手の為人がよくわからず、オンラインで気軽に雑談をするハードルが高くなるという話をよく聞きます。

そこで、ATOMatchでは気軽にコミュニケーションがとれる以下のサービスを導入しました。

Slack上でBotがメンバーにインタビューし紹介してくるもので、これによりオンラインでも自然と雑談が発生するようになりました!(なんと無料) 

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気になる方はこちらよりご確認くださいー!↓
Botが社員インタビューをしてメンバー紹介してくれる無料Slackアプリ「Colla(コラ)」をリリースしました | @Engagement https://atengagement.com/slackapp/colla/

最後に

以上、6月の活動内容を一部ご紹介させていただきましたが、みなさんいかがでしたでしょうか。少しでも興味が湧いた方、詳しくお話きいみたい方はぜひお問い合わせください!
そして、最後にお知らせになりますが、7月中旬より企業様が新しく加わり「スタートアップ創業コミュニティ」が誕生します。

起業に興味がある方や、スタートアップで働いてみたい方はぜひこちらよりご応募ください!みなさんのご応募お待ちしております!

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https://atomica.co.jp/

▼その他取材問い合わせ、とりあえず倉橋とお茶したいという方はこちら
https://www.messenger.com/t/100010390275237

▼ ATOMatchのお話を聞いてみたい方はこちら
学生はこちら
企業はこちら (さっそく地元メディアから取材申し込みがあったようです↓)



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