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学生と社員が紐解く、清掃業界の新規事業進め方! I グローバル・クリーン寄り合いATOMatch


『清掃業界×社会課題をテーマとした新規事業を立案しよう』というゴールを掲げ、3ヶ月に渡るインターンシップを全うしたグローバル・クリーンコミュニティ。2022年11月21日、DEMODAY(成果発表会)を最後に、壮大なプロジェクトに幕をおろしました。
「やっと形にした案を真っ白にしたり、夜な夜なミーティングを開いたりして、とにかく新規事業作りに燃えていたよね」と笑いながら話すメンバーたち。事業づくりに必要な知識や経営マネジメントの仕方などを習得することに苦労を覚えながらも、同じゴールに向かいチームで奮闘する様子が伺えました。

本日は、こちらの4名にお集まりいただき、その当時を振り返ってもらいました。プロジェクトを無事成功に納めた裏側で、実際はどのような取り組みをされていたのでしょうか。ATOMatchのインターンシップの魅力やインターンシップで得られたことなど、幅広くお話を伺ってきました。

自己紹介

〜社員〜
・永友 唯祥(社会人2年目)
・本田 百合香(社会人1年目)
〜学生〜
・持永 茜(長崎大学4年)
・大村 彩華(宮崎産業経営大学4年)



軌道修正を繰り返し、社員×学生一丸となり発案した新規事業


ー2022年8月からの3ヶ月間、長期に渡るプロジェクトお疲れさまでした!今回はどのような新規事業を立案されたのでしょうか?

(大村)
今回、わたしたちグローバル・クリーンコミュニティは高齢者向けの「整理整頓×見守りサービス」を新規事業として提案しました。高齢化に伴う空き家、孤独死といった社会問題に着目し、遠く離れた親族も安心する寄り添った生前整理のお手伝いを担います。単なる清掃ではない、クリーンの力で心地良い暮らしを実現するためのサポートが具体的なサービス内容です。

3ヶ月間のプロジェクトスケジュール


新規事業計画書の一部


発表を行なう大村さん

このような新規事業に至るまで、一筋縄ではいかないくらいさまざまな困難があったのではないでしょうか。

(永友)
はい。最初は清掃業界のコンサルタントに特化したサービスなどを発案しましたが、最終提案にいきつくまでに何回も軌道修正を行いました。講義中に出てきた分析方法を用いて弊社の強みであるクリーンコンサルで新規事業を提案しましたが、収益性と社会課題解決との結び付けが難しく、1回アイデアを練り直したのです。そこから、ATOMatchのサポーターの方に実現可能にするためのアドバイスをいただき、最終的に見守りサービスを発案することができました。
細かい数字などむずかしい内容も多いなかで、諦めることなく尽くしてくれた学生のおかげでできた事業内容です。

(持永)わたしの場合、これまでインターンシップに参加したことがなく、チームで取り組むことや新規事業をつくることは初めてでした。初回の講義で、新規事業を考えるための市場調査や分析方法、チームでアイデアを出し合い事業計画書作成…と、想像以上にさまざまな要素を考慮した内容を知り、正直「けっこう大変だな」と感じましたね。


アイデアのフレームワーク

毎週実施した講義以外にも、Slackのやりとりやミーティングも活発的に行ない、チーム一丸となって挑戦し続けたことが印象的です。回数を重ねるほど、メンバー同士の信頼関係が生まれ、全員が「より良いものを作ろう!」と高め合う最高の雰囲気の中でプロジェクトを成し遂げられたと思います。

グローバル・クリーンコミュニティキックオフの一枚


積極的に参加したインターンシップで身についたスキル



ーそもそもインターンシップに参加しようとしたきっかけはなんですか?

(持永)グローバル・クリーンから内定をいただいたときに、今回のインターンシップを紹介されました。
インターンシップというと、会社で職業体験をするイメージでしたが、今回のインターンシップはまったくの別物でした。違う大学の学生と関わり、社員さんとフラットに議論するワークショップ形式のインターンシップで、わたしは楽しみながら成長できたと思います。

ー成長できた。具体的なエピソードを教えてください!


(持永)はい。ATOMatchで新規事業を考えていく中で、まず「*16personalities」と呼ばれる自己性格診断テストを実施し、その結果をもとにメンバーを2チームに分けました。毎回チームごとに、業界分析や市場調査について課題の発表を行なうのですが、わたしはもともと人前で話すことが苦手だったのです。
しかし毎回の発表で、自分の考えを具体的に分かりやすく相手へ伝えようと意識した結果、そのような苦手意識が薄れた感じがします。今後働くうえで、さまざまな人前で発表する機会が多いと思いますが、この経験を活かし積極的に発言していきます。

このような経験も、ATOMatchでインターンシップに参加しなかったら経験できなかったと思います。
講義では課題を発表する以外にも、メンバーの1人が議事録係として講義内容をまとめます。議事録は他のメンバーやATOMatch運営にも共有されたのち、正しい書き方やようやくの仕方など、分かりやすく添削してくれるのです。議事録は、社会人になったら必ず経験することだと思うので、そのような社会人スキルも事前に学べて良かったと思います。


*16personalities:心理学にもとづくさまざまな質問を通じて、16種類の個性を診断するテスト。社会人や就職活動中の学生など、自身の強みを知る際に使われる性格診断である。


ワークショップ議事録の一部


(大村)わたしはインターンシップに参加する前に比べて、相手を説得する力が身についたと思います。
今回、新規事業を立案するうえで最も大変だったのが、収支計画の部分でした。黒字化するために何度も軌道修正を行なうなかで、相手を納得させるための最大の武器が「実績に基づく数字や根拠となる資料」であることに気づいたのです。調べることや情報を集める時間は大変ですが、自分の意見を相手に説得できるよう、今後も努めていきたいです。


入社前にお互い関わることで得られる安心感


ー学生さんにとっては有意義な経験でしたね!社員さんも、学生さんと一緒に関われていかがでしたか?

(永友)そうですね。学生といっても、わたしも1、2年前までは学生でした。お互い年齢が近いからこそ、活発にコミュニケーションが図れたと思います。
また、今年の4月に入社してくる内定者と仲良くすることができ、入社前にいい関係性が築けました。内定者のみなさんには、残りの学生生活を悔いなく楽しんでもらい、4月から一緒に働けるのを楽しみにしています!

(大村)そのように言っていただいて、入社するのが待ち遠しいです!
就職活動中は、グローバル・クリーンについてホームページやパンフレットの情報しか知らず、不安でした。ATOMatchのインターンシップでは、最初の講義で自己紹介や性格診断をする機会があり、相手がどういう人か知ることができました。そのおかげで最初から楽しくコミュニケーションをとることができたと思います。講義以外にもミーティングをすることが多く、社員さんと積極的に議論することで次第に距離が縮まっていったと思います。

また、インターンシップ中にグローバル・クリーンの税田社長から「自分が楽しくやれることを第一に考えよう」と何度も励ましの言葉をいただきました。社長の言葉から、社員さんも楽しく、イキイキして働いているんだなと、より中身を知れましたね。


成果発表後、仲良く食事を楽しみました!


自分の強みを見つけられるインターンシップにぜひ参加しよう


ー最後に今後のATOMatch生に向けて、メッセージをお願いします!

(本田)大学以外でこういうコミュニティができるのは、本当にいい機会だと思います。違う大学の学生や社会人と関わるなかで、自分の役割が見つけられると思うので、参加するのをおすすめします。

(大村)ATOMatchでは、学生同士の交流の場として月に1回「ごはん会」を設けていて、わたしはその場を通じてほかの学生と仲を深められました。講義中も周りの学生からいい刺激をもらい、自分の強みを見つけられたと思います。
自分に自信がない人や挑戦してみたいけど迷っている学生は、ぜひ参加してほしいです。必ず、社会人になっても活かせる強みが見つかるはずです!


DEMODAYにて、グローバル・クリーンのメンバーと


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