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20.“あきらめる”マネージャーになろう

今日はマネジメントのお話です。

▼マネージャーに必要なスキル

「あきらめるマネージャー」?

ちょっと衝撃的なタイトルですが、
ここで伝えたい「あきらめる」とは、

× 諦める
○明らめる(明らかに認める)
←こっち

メンバーとのコミュニケーションで大切なのは
自分の正しさを押し付けずに、
お互いの違いを認め、受け入れること。
特に、組織のマネージャーにおいては、
この能力は必須ではないでしょうか?

▼マネージャーの責務

組織というのは、性別も、年齢も、経験も、
価値観もまったく異なる人たちの集まり。
その中で、マネージャーに求められるのは
「人を介して成果をつくること」です。

もっと具体的に言えば、
『組織の成果×メンバーの成長(幸せ)』。
これを高いレベルで実現するのが
プロフェッショナルマネージャーの務め。

▼ひとりで行くか、みんなで行くか

メンバー全体に一律同じことを求めてしまう。
そんなことってありませんか?
でもそれは逆に、個性を潰してしまい、
未達成に繋がってしまうかもしれません。

If you want to go fast, go alone.
If you want to go far, go together.
早く行きたければ、ひとりで行け。
遠くへ行きたければ、みんなで行け。

これはアフリカのことわざですが、
まさに組織というものは、
1人ではできないことをするためにあります。

▼Be a conductor

マネージャーに求められる役割は、
「オーケストラの指揮者」かもしれません。

様々な個性を持った楽器が集まって、
ひとつのオーケストラが成り立っています。
それを指揮して、素晴らしいハーモニーを
奏でることが指揮者には求められます。
そのためには、それぞれの楽器の特性や、
演奏者の性格、クセなどを知り尽くして、
バランスよく指示を出さないといけません。

そして、指揮者の能力次第で、
そのオーケストラは良くも悪くもなります。

▼まとめ

マネージャーにとって大切なのは、

個人と個性は100%尊重しつつ、
共通の目的・目標に向かって導くこと。
違いは違いであって、間違いではない。
正しさを手放し違いを受け入れること。

その土台にあるのは『愛』

最高の「指揮者」となることで、
“組織の成果”と“メンバーの成長”の
双方を実現していきましょう!

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