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60歳からのアップデート ~駄言

清々しい5月のスタート。
今年のゴールデンウイークは、なんとなく世の中が浮かれていますね。喜ばしいことです…3年前の絶望的だったゴールデンウイークを思えば。

写真のネモフィラの丘(ひたち海浜公園)は、先々週末に行きました。今年は開花が早かったため、例年なら少し早めだったところ、満開でラッキー!
残りのゴールデンウイークは、渋滞を避け、地元活を楽しむ予定です。


さてさて、昭和30年代生まれのワタクシ。平成を経て令和へと変動する時代を生き、さらに昨今は、価値観まで加速して変化していくものだから、頭のアップデートを余儀なくされることが実に多いです。

「最近、会話が妙に難しくなったよね。」と母と話したことがありました。
難しいと感じるのは特に、安易に言ってはいけない言葉や言い方が多くなった気がして、会話に気を遣うということ。逆に、相手が発しても引っかかりを感じたり。

安易に言ってはいけない言葉、「駄言」というそうです。

駄言とは、無意識の思い込みによって生まれる言葉。発言した本人に悪気はなく、むしろその場の空気を明るくするため、相手のためによかれと思って言ったことが駄言になってしまうことが多い。その根底には、それぞれの人が育ってきた環境や教育などによって植えつけられたステレオタイプがある。

早く絶版になってほしい #駄言辞典 より

ステレオタイプとは、多くの人に浸透している先入観、思い込み、認識、固定観念、偏見、差別などの類型化された観念のこと。

「無意識」だとは、なんと恐ろしい。汗汗汗

また、○○ハラスメント(ハラスメントの種類は無数)も、同様かもしれません。
ハラスメントなんて、もってのほかだ!と頭ではわかっていても、そもそもハラスメントの概念すら無かった時代育ちなので、うっかりしてると危ない危ない。

こうしてみると、昭和生まれの私の人生は、駄言とハラスメントの土砂降りのなかにあったと思います。そして、それはすっかり自分の中にも浸透してしまって、なんとなく違和感があっても「そういうもの」として慣れてしまったのですね。

でも、時は令和。改めて1つ1つの発言を点検して…というより、おおもとの考え方や価値観をちゃんとアップデートしておけば、駄言や失言は無くなるのでは。。。
とりあえず、「何も言えない」なんて嘆く人は、まずそこからです。

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