noteをはじめて２か月目のアクセス数
2018年7月7日にnoteを書き始めてから２ヶ月目，８月のビュー数とビューの多かった記事，そして収益について書いてみようと思います。
この１ヶ月間は，「どんな記事がアクセスを集めるのだろう？」と試行錯誤しながら書いていました。とはいえ，記事は書きかけも含めある程度ストックされていて，リアルタイムで書いているわけではありません。
どうせあれこれと論文は探すわけですし，これまでも授業用や本を書くとき向けに面白そうな論文はストックしていますし，記事を書くなら新しい論文を探すきっかけにもなりますので，いまのところはこのペースでいいか，と思っています。
そんな中で，いちばんアクセスを集めたのは次の記事です。
2018.7.31〜2018.8.31のビュー数による順位です。
まずこの時期の本当の第１位の記事ですが，これは7/31に書いたものですので番外としておこうと思います（これが１位というのも何だかな…という感じがしますので）。
番外：noteを書き始めた理由とアクセス数・収益を書いてみます
noteでどんな記事に注目が集まっているのかな？とざっと見たときに，ひとつのカテゴリとしてこういう記事があるなということを感じて，一度書いておこうと思った内容でした。今回のもそうなのですが。やはり気になるのか，それなりにアクセスはあるようです。
そして実質１位の記事は，次の内容でした。
第１位：病気になりやすい性格はあるのか
この種の研究は，近年のひとつの方向性ですね。疫学調査のようですが，そういう調査の中にパーソナリティ変数を入れる試みが世界中で行われていて，効果量は高くないけれどもいろいろな国でも共通した，一貫した関連が見られるという点が注目されています（それが何かにすぐに役立つ，というわけではありませんが）。
今月は「こんな研究がありますよ」という記事をいくつか書いてみたのですが，次の記事もそれと同じ系統です。
第２位：タトゥーを入れることと性格は関連するのか
ちょうどニュースが流れていましたので，よいタイミングだなと思って書いてみました。「このグループとこのグループで比べてみました」という，この手の研究は多くて，ネタが尽きることはない印象です。
「こういう研究はないのですか」と授業の感想用紙に書かれていて，次週に「実はあります」という返答をすることがよくあるのですが，そういう内容を記事にしている感じですね。
実はこれ，「検索すれば出てくるよ」というだけのことなので「調べたら？」とこたえれば済む問題なのです。でも，背景知識がないことは検索でその情報にたどり着くことも困難だ，ということを表しているようにも思います。
第３位：不安な人の成功戦略
この研究の流れも，この２０年くらい？のひとつのトレンドですね。「良くない」と言われている心理特性が実は「こういうメリットに結びつくこともある」とか，逆に「よい」と言われている心理特性が実は「こういう良くないことに関連することもある」と，価値を転換させるような発見があると面白いものです。
次の記事で紹介したダーク・トライアドも，研究の数はとんでもなく多くて，記事にしようと思えばよりどりみどり状態です（ただし，日本語の論文は非常に少ないのですが……）。
第４位：ダークな性格の持ち主の睡眠と学部選択
ナルシシズム，サイコパシー，マキャベリアニズムの３つをあわせてダーク・トライアドです。もとの３つの尺度もありますが，比較的簡単に測定できる日本語の尺度も２つあります（DTDDとSD3）。日本でももっと研究が増えると（日本語の論文ももっと増えると）良いのですけどね。
少し違った角度からの記事も書いてみようかと思い，質問に答える形で書いてみたのが次の記事です。
第５位：[質問]早稲田大学は好きですか？[回答]
中身の大部分を有料記事にしたのですが，それはそれなりに正直に書いた部分があるからです。
もし記事になりそうな質問が来たら，次も考えてみたいと思います。
以下，次のように記事は続きます。
第６位：ブラックジャックは上石神井行きの電車に乗る／座席と性格
第７位：就職面接で生い立ちを聞いても良いのですか
第８位：火，持ってる？
第９位：山が好きな人の性格
第１０位：人に自分の基準を押しつけないように
これからも（たぶん）毎日記事を更新する予定ですので，面白そうだと思ったらぜひ読んでみてください。
これらの記事の全文は，次のマガジンで読むことができます。
それから，写真を使っていただいた記事を集めたマガジンもあります。クロアチアのザダールに行ったときに，博物館でローマ時代のコインの写真を撮ったのですが，それを数多くの記事で使っていただきました。
売上と反省，今後の展開
では，今月の売上です。
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