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不思議生物:小学校低学年の子ども

我が家には小学校低学年男子という,不思議な生き物がいます。

うちには小学校高学年女子と中学生女子もいるのですが,最近の面白さは小学校低学年男子にはとてもかないません。

ここのところ面白かったのは,どうしても友達とうまく遊ぶ約束ができない,ということでした。

たとえば...…

「〇〇君と遊ぶ約束してきたよ」
「どこで遊ぶの?」
「うちに来るよ」
「〇〇君って,うちの場所知ってたっけ?」
「うーん,知らない!」

その友達,うちに来れないじゃん!

またある時は...…

学校から帰ってきてすぐに。
「〇〇君と遊ぶよ」
「どこで?」
「〇〇君の家!」
「何時から?」
「3時から!」
「もう3時15分だけど...」

約束の時間,とっくに過ぎてるじゃん!

こんなことばかりで,めちゃめちゃ面白い生き物です。

しかも,うちの子だけじゃないのです。妻が息子の友達のお母さんたちに聞いたところ,どの家の子たちも,友達と約束してくるのにうまく約束できていなくて,大混乱に陥ってしまうらしいのです(笑)。

こういうのは,発達の問題です。ものごとを覚えたり考えたりすることについても,だんだんとできることが増えていくのです。
意外と周囲にいる大人はすぐにそのことを忘れてしまったりするのです。そしてすぐに「この子は頭が悪い」とか「こんなこともできなくて大丈夫だろうか」とか,評価したり心配したりしてしまいます。



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