丸之内入院日記


はじめに
はじめまして、丸之内紗也香です。私は普段花丸SAのリーダーとして、また『悪童』のメンバーとして、丸之内紗也香として個人でも活動しています。
そんな私が、精神病棟(閉鎖病棟)に入院した時に書き続けた日記を本にしてみました。
精神病棟、閉鎖病棟と聞くと暗くて怖いイメージがあると思います。
実際、私も入院するまでは毎日叫び声が聞こえたり暴れる人がいたり、拘束されて薬漬けにされるといったイメージを持っていました。
しかし、入院してみるとそのイメージとは真逆と言っていいほど、精神病棟はいい病棟でした。
今回は、私が精神病棟で体験した事、発見した事、日記をここに記していきたいと思います。
精神病棟に入院を考えている方やそのご家族、友人など精神病棟に関わろうとしている方に届けばと思います。
これは、私の体験談なのでこれが全てというわけではありませんので、ご了承ください。そして、丸之内の日記編では赤裸々な事を書いています。全てノンフィクションです。全て丸之内紗也香が実際に体験して思ったことです。うつ病が、パニック障害が、不眠症がどのような病気かリアルで見ていただきたいです。
自分が思ったとおりに書いたので、重い場面もあります。けど、それを乗り越えたからこそ、元気になれると私は思っています。
それをご了承の上、ご覧ください。
文章が拙い部分や、読みづらい部分もあると思いますが、頑張って毎日続けて書きましたので温かい目で見てください。
また、病棟によってルールや生活習慣なども変わりますのでそこも重ねてご了承ください。
では、まずは精神病棟(閉鎖病棟)はどんな所かをご説明させていただきます。

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