見出し画像

鷲宮神社、百観音温泉、そして、文明堂

今日は2日出勤後の休日。昨日、異常なペースで働いてクタクタであったので、どうしようかと思ったんだけど、家にいては腐る、というか、クタクタになった体のメンテをしようと思ったので、昨晩、急遽、行き先を決め寝た。7時半起床。突貫工事で自分の朝食を用意し、ばあちゃんにデイまでの午前中の動きを指示し、目的地へ。今日の目的地は、体のメンテが目的だったので、また、久喜の5つ星温泉、百観音温泉を目指した。が、今日はもう1つの目的地があった。やはり、久喜にある鷲宮神社である。ここは紀元前からある神社だそうで、関東最古の神社ということと、神社にある池には龍神様が住まわれているということで、温泉前に足を伸ばしてみたのだ。現地到着。関東最古の神社ということだが、思いのほか人出は少なく、ひとり静かに参拝ができた。ここの神社が気になったのは、その荘厳な造りの後社殿と、珍しく?出雲系の神社ということと、先の龍神様が住むといわれる池であった。やはり、後社殿の造りは荘厳であるが、いざ参拝してみると、なんか、スカスカなイメージがあった。周りは小さな森となってて、参拝後、その森を散策させてもらったが、神社のまわりは住宅地やすぐ近くを電車が通っており、近くの田んぼでウシガエルや森ではシマヘビよりも太いヘビには遭遇したが、やはり、いつも行くような人里離れた神社とは違い、神様が不在のようなスカスカなイメージが最後まで拭えなかった。ここは神楽でも有名らしく、神社同様、非常に古い歴史があるそうで、それはまた来てこの目で観てみたいなと思った次第。というのも、ここに来る前、クルマの中で聞いていたyoutubeで、それら神楽についての話があったからである。他の文化などに自国の歴史などを情感をもって伝えるべく、これら神楽はあったそうな。思えば一度もこの歳まで神楽など体感したこともないので、この機会に記憶しておくとしよう。森を散策してると後社殿のちょうど裏あたりに神明神社と呼ばれる境内社があり、今日はここに呼ばれた気がしたので、あいさつをして来た。神明神社とは調べたら、古くから海女が信仰し安全大漁を祈願する、女性の願いを1つ叶える神社とあり、なんのご縁があるのかと思ったが、まぁ、そんな気がしたのでしょうがない。で、最後に龍神様が住むといわれているみひかりの池へ。ここは古来より龍神様がお住まいになっていると言い伝えがあり、長い間に土砂が池に流れ込み埋まっていたそうなのだが、平成11年に土砂の搬出をしていた際、池から湧水があふれ出て空には龍のような雲が覆ったことで、その名がつけられたそうな。その後、「らき⭐すた」というアニメに登場したということで、それらアニメファンの参拝客も増え、なんと、久喜に22億円もの観光利益を上げたとか。そのようなこともあり、やはり、この池には龍神様がいらっしゃる、その御利益を授かろうとする、わたしのようなこすい参拝者が後をたたないようである。。。が、実際、行ってみると、残念ながら、ここもご不在のような気がした。エネルギーの濃度が薄いのである。でも、一応、呼んでいただいたことには感謝の意を述べ、なにかあったら力になってくださいとお願いをして来た。神社を取り囲む森の散策もすぐに終えてしまったので、少し消化不良ではあったが、そこを後にし、本日の目的地でもある百観音温泉を目指した。鷲宮神社から約4キロと異常に近くにあったが、12時過ぎには現地に到着した。今日は平日でしかもまだ早かったので、温泉はいつもより混んでいる気配はなかったが、やはり、中は混んでいた。いつものように体を洗い、屋内にある温めのジェットバスで体を癒やす。あ~気持ちいい。ここで約10分、昨日の入浴介助で疲れた体のコリを取る。ひとしきり腰の疲れを癒やしたら、今度は外にある比較的熱い42度の露天風呂へ。毎度のことだが、お茶のような色をしたそこは、薬湯のように体に温泉が染み渡る。あ~染み込む。そこに10分くらい入ってから、今度はさらに奥にある寝湯へ行く。そこは先客が大勢おり、昼の日中から、大の男が素っ裸で寝ている。あ~、最高。15分はそのまま寝てたろうか、仕上げの炭酸風呂に行く。ここは37度と非常に温く、たぶん、ここがみんな目当てなのだと思うが、みんな寝ながら入っている。自分のまわりは老人だらけである。近くにこういう温泉があるのはいいものだ。やはり、いつもの常連さんがいる。ここの主といわれる、失礼だがオラウータンにちょっと似ているじいちゃんがまたいた。ここに行けば毎回いらっしゃるので、主と呼ばれてるからには、毎日、来ているのではないか。歳はいくつになられるのだろう。今日も同じ炭酸風呂に入り、気持ちよさそうに温泉に体を浮かせていた。こんな温泉に入れば、長生きもするだろうにとそこに約30分は入ったろうか、もう一度、屋内の温る湯に入ろうかとも思ったが、帰りの体力も気になり、少しクールダウンしてからそこを後にした。温泉からクルマを停めてある駐車場に足を向けると、足が軽いことに気づいた。最近、立ち仕事であるせいか、坐骨神経痛気味で常に足が重くだるかったのだが、それがスッキリしている。百観音温泉、おそるべし。やはり、ここに来て正解だったと思った。最近、右肩から左肩に移った50肩も軽くなっている。ぼくがはるばる遠くここまで来るのは、こうして、実際、体が癒やされるからなのだが、嫁もお気に入りのここは、これを読むみなさんにも、是非、おすすめする。で、心身ともに癒やされた後は、自宅まで帰る途中にある文明堂工場、直売所である。今日ははちみつレモン味のカステラを買ってみたが、さて、お味はいかに。道中のクルマの中では、相変わらず、ワンネスやら、未来人やら、レプティリアンやら、都市伝説的な話ばかりを聞いていたが、はてさて、これから、どうなることやら。お金に支配されているのは悔しいが、どうか自由に暮らしたいものである。とにかくは、自分が癒やされなければ、自分のまわりは癒やせないのである。それはたぶん真理だから、ぼくはただそれをするだけ。それはエゴ的感覚ではなく、まわりを考えればこその行為で、自分のまわりを無視しているわけではない。積極的自己愛なのである。自分を赦し、そして、その結果として、他を赦すのである。それがいまの自分にできる精一杯の改革なのである。あ~、自分の働き方も変えていかねばな~~。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?