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【Atlas Style!対談Vol.1】「信頼と尊敬」ってどういうこと?

こんにちは。組織デザインチームの堀田です。

つい先日新年度が始まったと思ったら、あっという間にGWですね。
私は趣味のテニスとゲームに勤しむ予定です!


さて突然ですが、アトラスにはAtlas Style!という理念があります。

Vision, Philosophy, Atlas-ismを合わせてAtlas Style!と呼んでいます

アトラスではこれらをただ掲げているだけでなく、メンバー1人ひとりが実践・体現できるように取り組んでいます。つまり、「Atlas Style!を知ればアトラスが分かる」と言っても過言ではないかもしれません!

これまでもAtlas Style!についてはこのnoteに書いたことがありますが、全体像の話が多く、一つひとつ細かく触れることはできていませんでした。そこで今回から、みなさんにアトラスの考え方をより深く知っていただくためにも、Atlas Style!を一つずつ深掘りしていく連載企画を開始したいと思います!

この連載は基本的に組織デザインチームの齋藤・堀田の対談を中心に進めていきますので、「Atlas Style!対談」と名付けました!

対談はお酒の席で行なわれたので二人ともほんのり顔が赤いです(写真左が齋藤、右が堀田)

第1回のテーマはAtlas-ismの一つである「信頼と尊敬」です。

「信頼と尊敬」とは?

信頼と尊敬
相手を信頼し、また、相手に信頼してもらえる関係を築くこと。仕事に関わるすべての人に敬意を払い、思いやる心を持つこと。そして、自信を持って自分の意見を言葉にし、行動すること。経験や立場にとらわれず、お互いに信頼し尊敬しあい、安心して自分の意見を言い合える良い関係を作ります。

企業理念 – Atlas Style! – | 株式会社アトラスから引用

堀田:そもそもAtlas-ismとは「働く上で共有する考え方」なので、このイズムを一言で言えば「信頼と尊敬を大事にして仕事をしようね」ということですよね。すごくアトラスらしい感じがします。

齋藤:このイズムは「HRT(謙虚・尊敬・信頼)の原則」というGoogleのチームビルディングの考え方を元にしているんだよね。それと、改定前のAtlas-ismの「挨拶は呼吸」「悪口を言わない」「感謝を大切に」「みんなの意見が必要です」という4つを集約しているものでもあります。

堀田:たしかに「挨拶は呼吸」「悪口を言わない」「感謝を大切に」は相手との信頼関係を築くのに大切なものですね。「みんなの意見が必要です」が「信頼と尊敬」になったのはどうしてですか?

Atlas-ismは2022年6月にリニューアルされています。詳しい経緯はこちら

最初は「信頼・尊敬・勇気」だった?

齋藤:実は、改定時の原案では「信頼・尊敬・勇気」でした。さっき堀田くんが言っていたとおり、アトラスのメンバーはもともと謙虚で優しい人が多いからこのイズムはすごく「アトラスらしい」んだけど、一方で発言を躊躇ってしまったり、遠慮がちな面がある。だから最後に「勇気」とつけて「躊躇わずに踏み出そう」という意味を込めていたんだよね。

堀田:たしかに。なんかそんな検討時の資料を見た気がします。なんで無くなったんでしたっけ?

齋藤:信頼・尊敬が他者に対する感情なのに対して、勇気は自分に対して持つものだから少し毛色が違うっていうことで削ったんだったと思う。でも、説明の中の「自信を持って自分の意見を言葉にし、行動すること」っていう箇所にその名残があって、ここがまさに「みんなの意見が必要です」の要素を受け継いでいる部分だね。

堀田:「信頼と尊敬」という言葉だけ聞くとちょっと受け身な感じと言うか、謙虚な日本人らしい印象を持ちますが、お互いに信頼・尊敬の気持ちを持つことで忌憚なく意見し合うという一歩進んだ姿を目指しているわけですよね。

齋藤:アトラスには優しくて奥ゆかしい人が多いので、少し勇気を出して自分の意見を主張していってほしいなと思います。

堀田:でも、関係性が出来ていないとそれは難しいので、そのために「信頼と尊敬」が大事になってきますよね。

齋藤:そう。信頼があるからこそ良くないことも指摘できる。その人のことをどうでもいいと思っていたらわざわざ指摘しないし、まだ関係性ができてなかったらなかなか指摘できない。

堀田:アトラスにはいないですが、相手との関係性を考えずに思ったことをズバズバ言うだけの人もいますよね。そういう人とは一緒に仕事したくないなと思います。

「信頼」と「尊敬」の意味

堀田:以前、社内のブランド活動でこのイズムについて話し合ったときに、「「尊敬」はハードルが高い。全ての人を尊敬することは難しい」というような声がありました。

齋藤「尊敬」と言うとハードルが高く聞こえるけど、相手をリスペクトする、相手への敬意を持つ、と考えるといいかな。それこそさっき話したように相手の良くないことを指摘するときも、相手の尊厳を守るような伝え方ができるかどうか。相手のメンツをつぶして全否定するような言い方をする人は敬意が無いよね。そして敬意をもって相手に接することの積み重ねが「信頼」になっていくと思う。

堀田:「信頼」と言うと、約束を守るとか、なるべく早く対応するとか、そういったことの積み重ねのイメージがありますが、たしかにそれって相手をリスペクトしているからこその行動な気がしますね。

齋藤:そう。「信頼」と「尊敬」は両輪なので、どちらか片方だけということはなく、相互に影響し合っていると思う。

堀田:「信頼」と「尊敬」の関係で言うと、負の影響もあるのかなって思ってました。お互いに信頼し合っている関係だと、ついつい尊敬を欠いて雑な対応をしてしまったり。「親しき仲にも礼儀あり」みたいな感じで「どれだけ信頼し合っていても尊敬の心は忘れないようにしようね」という意味もあるのかなと。

齋藤:たしかにそれもあるね。「親しき仲にも礼儀あり」はとても大事。

「信頼と尊敬」を感じるとき

堀田:もうちょっと具体的に、アトラスではどんな時に「信頼と尊敬」の精神を感じますか?

齋藤:ドキュメントのレビュー文化は「信頼と尊敬」のいい例だと思う。例えばブログに投稿する文章は必ず事前に社内レビューをするけど、その時に目上の人に対しても気兼ねなくレビューできる文化がある。エンジニアで言えばコードレビューもそう。上司が部下の成果物を確認して指摘するのは当たり前かもしれないけど、アトラスだと上司部下関係なくそれができているのは「信頼と尊敬」によるいい文化だと思う。

堀田:なるほど。レビューってその会社やチームの雰囲気が表れそうですよね。アトラスだとちょっとした気遣いができる人が多くて良いなって思います。「~のほうがよくないですか?」みたいな圧のある言い方じゃなくて「~にするのもありだと思います!」みたいな。さっき話していた「相手の尊厳を守る」ってこういうことですよね。

齋藤:そうそう。

堀田:指摘を受ける側も、結果的に却下することもあると思うんですけど、「~なので今回は最初の案で行こうと思います。提案ありがとう!」みたいな。それによって提案した側もポジティブな気持ちで終われて、また同じような機会に意見しやすくなると思います。頭ごなしに否定されると「そんな風に言われるならもう何も言わないでおこう」ってなってしまうので。

齋藤:そうなんだよね。コミュニケーションの中でそういう気遣いが自然にできている、というのがまさにAtlas-ismの「信頼と尊敬」を体現できてるってことなんじゃないかなと思います。

編集後記(by堀田)

というわけでAtlas Style!対談Vol.1「信頼と尊敬」でした。

「信頼と尊敬」という言葉だけ見るとすごくシンプルですが、その中に様々な想いが組み込まれていることが分かっていただけていたら嬉しいです。

この対談はこのnoteを見てくださっているみなさんにアトラスのことを知ってもらおうというコンセプトでしたが、話をするなかで自分自身の考えが深まることもあり、とてもいい機会だったなと思います。

一方で、対談やインタビューを記事にまとめることの難しさを知りました……。
思いきり裏話になってしまうのですが、今回は私と齋藤の二人で居酒屋で飲みながら対談した内容を記事にまとめたもの……と見せかけて、「ここの話もう少し膨らませたいな」と思って後日改めて話した内容も含まれています(笑)
プロのインタビュアーやライターの方ならこんな荒業を使わずに必要な話はその場で全部聞き出して記事にまとめるんだろうなと思うと、リスペクトが止まりません(汗)

今後の対談では他のメンバーにゲストとして登場してもらうことも考えているので、記事にまとめる難易度はさらに上がりそうですが、より良い対談、そしてより良い記事にできるように頑張ります!どうぞお楽しみに。

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