自チーム紹介のススメ 〜意外と知らない社内の話〜
こんにちは。組織デザインチームの齋藤です。あっという間に1年が過ぎ新年度が始まってしまいました。2022年度から新設された組織デザインチームも2年目突入となり、改めて気が引き締まる思いです。
さて今回は、アトラスのブランド活動の一環で開催した「自チーム紹介」について紹介したいと思います。
以前の記事でも少し触れましたが、組織デザインチームの業務の一つにAtlas Style!浸透のためのブランドミーティングの企画 があります。記事にも書かれているとおり、ブランドミーティングは基本的にはAtlas Style!についてメンバー同士で話し合い、考え方を共有し、理解を深める場としています……が、今回は少し趣向を変えて、自チーム紹介の会を開催しました。
自チーム紹介とは?
読んで字の如く、自分たちの所属するチームを紹介することです。
アトラスでは学術大会ソリューション部、会員管理事業部、システム開発グループなどの部署があり、部署によってはその中でさらにチームに分かれています。アトラスはそれほど大きな会社ではないので、基本的にどの部署に誰がいてどういう仕事をしているのか分かる体制ではあります。とはいえ、リモートワークがメインとなって3年も経つと、一度もリアルで会ったことがなく、よく知らないメンバーもちらほら居る状態になってしまいました。
また、全員が同じフロアに居たときは、話したことがなくても「あの人はあのグループでこういう仕事してるんだな」がなんとなく分かったのですが、今はその実態がなかなか見えなくなっています。なので、改めて自分たちの所属するチームにはどういうメンバーが居て、どういった業務をしているのか、というのを全体で発表・共有する会を開催することにしました。
自チーム紹介方法
チーム紹介をするにあたり、組織デザイン側で以下のようなお題を定めました。チームごとの自由形式でも良かったのですが、そうするとチームごとに話す内容がバラついてしまったり、目的から逸れてしまったりする可能性があったため、ある程度こちら側で内容を縛る形式にしました。
そしてアトラスでは情報共有ツールとしてNotionを利用しているので、Notion上にお題をもとにテンプレートを作成し、それぞれのチームで内容を埋めてもらう形にすることで、なるべくメンバーに負担をかけないようにしました。
そして実際に作った組織デザインチームの紹介ページがこちら(一部抜粋)
各チームがこのような形でチーム紹介用のページを作成し、このページを使いながら全メンバーの前でプレゼンをしました。
自チーム紹介をやってみて
自チーム紹介とは?にも書いたような課題感はありつつも、半ば組織デザインチームの思いつきで開催した会ではあったので(もちろん開催に至るまで色々と悩んだり検討はしてます)、どうなることかと若干心配ではあったのですが、終わってみればとても良い会になりました。
特にシステム開発業務は、その専門性ゆえに異なる職種のメンバーからみると「やってることはなんとなく分かるけど具体的には分からない」になりがちなので、今回の自チーム紹介によってかなり具体的に見える形になったのではないかなと思います。システム開発グループはPM、UI/UX、Dev、サービスマネジャー、Sec・Opsの5つにチーム分けして紹介してもらったことで、それぞれの役割をあらためて確認できました。この辺りは営業やサポートのメンバーにとっては新鮮であり、自分達のサービスがどういった工程を経て開発され、運用に至って、保守しているのかを知る機会となりました。普段は仕様検討ワーキングにおいて、顧客の声や業界動向などを共有する部分で開発工程に携わっていますが、全体の流れを知る良い機会になった、という声が多く聞かれました。
それ以外にも、システム開発チームに限らず表に出にくい業務やチームについても可視化され、アトラスという会社の全体像がより分かりやすくなりました。
単純に業務内容について共有するだけではなく、どういった点に苦労しているのかや、それに対してどう対応しているのか、また、何を大事にしながら仕事をしているのかを共有したことで、より相互理解が深まったように思います。実際にメンバーからも「そんなことまでしてくれてるとは知らなかった」という声や、「これすごく良く分かります」という共感の声、仕事に対する「いつもありがとうございます」という感謝の声などもあり、Atlas-ismのひとつである「信頼と尊敬」を感じられる良い会でした。
さいごに
今回の会をやってみて改めて感じたのは、考え方や価値観、大事にしている点は、普段の業務内容に依存する部分も多く、切り離せないものであるということです。なので、お互いにそこを知らないまま価値観や考え方を共有しても、あまり納得感がなかったりイメージがしにくいのではないのでしょうか。今回はその大前提を共有しつつ考え方を共有したことで、メンバーにとっても全体を通してより理解しやすく、納得感のある内容になったのではないかなぁと感じています。そして今回の自チーム紹介が今後のブランド活動の基礎として活かされていくことに期待です。
ブランド活動はメンバー全員の時間を使うものなので、今後も実りのある良い時間にすべく頭を捻っていきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?