自費出版について、Amazonの登録ほか(ブログ’21年9/11からの転載)

自費出版してみて、分かったことを書きます。
詩集や句集を出す人はあっても、自費出版について意外と深く語ってくれる情報って少ないものですから。



まず、一番気になるであろう経費ですが、
出す前に、教室の先生(プロ詩人)の方々にお聞きしたり、
出版社の知り合いに尋ねると、
「50万円ぐらいね」と先生は大体、お答えされて、
「安い軽自動車が買えるぐらいです」とその友人な教えてくれます。

一説には、大手で詩の専門出版社である思潮社は、2倍の100万円掛かるのだとか、もお聞きします。

それらを聞いていて、僕は「貧乏な自分に、出せるのは一生涯に一冊だな」とずっと思ってました。

一方で、ネット上の本当にペラペラな文集のような自費出版なら、20-25万円とありましたので、
そちらの方にしようかとおもりしてました。

僕は今回、東京の七月堂さんから出版してもらったのですが、
結論から言うと、全然、50万円ではなかったです。笑

ソフトカバーの一番質素なものを選んだので、
ペラペラな版よりは高価な価格になりましたが、
充分、「書籍」として恥ずかしくない体裁で出せました。

何より、これなら、来年にもう1冊、出せそうなお値段です。

まぁ、表紙の下絵を自分の昔、描いたパステルスケッチ画にしたり、
極力、節約に努めましたから。
(昔の、自分に感謝です。絵が描けてよかった。笑)

次回は、詩集に相応しい専用の絵を描いてみようと思いました。
(一応、通信とは旧京都造形芸術大学を卒業しています。
デッサンとかアカデミックな描き方から、ポップなものまで、描けます。
素人より少しマシなレベルですが。)

また、流通については、まだよく分からないままなんですが、
本をAmazonとかに出すには、自分が出品用アカウントを作る必要かあって、月額4.900円('.21年9月10日現在)必要なようです。
そうしないと、登録できないシステムなんですね。

また、不確かな情報ですが、自費出版本でも、売れるとAmazonが判断した場合には、勝手に登録してくれる(?)んだそうです。

それと、書籍コード(ISBN)を一応、僕も登録してもらいましたが、バーコード表記を入れなかったのですが、
これはAmazonとかの場合、必要になる売り方があるようです。

普段、Amazonのマーケットプレイスに中古本を出品して売った経験はもちろんあるのですが、
その売り方をする為には、本が登録されていないと、出来ません。
また、その際には、〈新品〉表示は選べない仕様になっているので、〈新品同様〉で売ることになるそうです。

僕は、今回、メルカリに出品する形をしばらくは続けるつもりです。
買われるお客様の個人情報を、出品者の僕が知らなくて済みますから。

たぶん、何か大きな賞でも取れば、Amazonが登録してくれるのではないか、と期待しています。
そうなったら、マーケットプレイスに出せますかね?

いや、その場合、ひと月ぐらいなら、宣伝も兼ねて、自分が出品アカウントを取ってもいいかな、と思っています。

この詩集の、話題は明日も続けます。


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