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2020年末~2021年始に掛けての読書

年末年始は時間がありましたので、積読していた書籍について、改めて読んでいました。オススメの本が何冊かありましたので、記載しておきます。改めて読み返してみた本も複数あります。

・経営/マーケティング(3冊)

カスタマーサクセス
顧客起点マーケティング(オススメ):最近、課金サービスにおける、「一人の顧客(N-1)」ということについて考えることが増えました。その課金サービスを利用いただいているN-1、特に、ロイヤルカスタマーがどのような方なのか?改めて見つめ直しています。その場合での「N1分析」とはどう行うのが良いのか?また、そこから見つけられる「アイデア」はどう導き出すことが出来るのかという示唆を頂ける本です。 
STARTUP 優れた起業家(オススメ)当社も事実上前の会社から考えると、創業20年以上形を変えながら続いて来た会社ですが、薄れているベンチャー精神を振り返るには良い本でした。本を読むことのメリットの1つが擬似体験だと考えていて、いくつもの成功されたベンチャー企業の創業から今までを擬似体験して振り返ることが出来るという意味では貴重な内容です。

・DX(3冊) 

ニューノーマル時代のビジネス革命
スタートアップとテクノロジー世界地図
 アフターデジタル2(オススメ):久々に読み返してみました。DXというのは様々な定義があるかと思いますが、冒頭の概論にあります、という点について、今のクライアントのビジネスに思いをはせています。確かに、リアル世界でのデータを取得して、そちらを活かして、ユーザ体験を向上させるという点では、やり切れていないことは多いなということは改めて感じています。個人的にはコロナ禍で子供の教育分野(はいチーズ、進研ゼミチャレンジタッチ等)で進歩を感じています。当社も今年もDXという切り口で世の中に貢献でき続ければと考えています。

・小売(5冊)

  新・小売革命(オススメ)こちらも久々に手に取った本です。アフターデジタル2を読んで、実例ではどんなことが世界(特に中国での小売分野)で進んでいるのか分かりやすい本です。小売の本質として以下が述べられています。

小売とは「人」と「物」をつなぐ「場所」
テナントが払う家賃の本質は集客コスト
売上高=人流量×成約率×客単価×リピート率

こうした本質をデータエンパワーメントで変えて行こうというのが、ニューリテールの1つのロジックとされています。私たちが提供させて頂いています、サブスクリプションサービス「サブする」でもこうした世界観を後押しさせて頂ければと考えています。

フードテック革命

2025年、人は「買い物」をしなくなる
D2C「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略(オススメ):昨年からご一緒させて頂いているXTech/エキサイトグループでも多くのD2Cサービスを提供させて頂いています。冒頭で、D2Cについて「D2Cはデータ×ブランディングの「キメラ」」という言葉がありましたが、こちらでもデータは肝かと思います。また、ブランディングという意味では”今”の時代にあった体験の良さをどう提供できるかというのがポイントだと改めて整理出来ました。
小売再生 リアル店舗はメディアになる

・エンジニアリング(4冊)

Software Design 2021/1 Goプログラミング
ウェブ最適化で始める機械学習
プロダクトマネジメント-ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける(オススメ):ビルドトラップとは「組織がアウトカムでは無くアウトプットで成功を計測しようとして行き詰まっている状況」という定義がなされています。こちらは耳の痛い話でもあります。昨年から当社でもプロジェクトマネージメントということ以上に、プロダクトマネージメントということに視野を向けつつあります。今年も引き続き、この分野でのレベルアップを図りたいと考えています。
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