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【2023年第10回NISEKO CLASSIC150km】

6月18日ニセコで開催されたニセコクラシック150kmに参加してきました。

距離:150km
獲得標高2500m
順位:68th(MEN19-34)
TIME:4:26

自身3年ぶりの参加となりました。
ここ数年はコロナで開催されなかったり、仕事の関係であまり自転車に乗れていなかったこともあり過去の自分を超える事を目標に挑みました。


補給食

距離が150kmで獲得標高が2500mと言うこともあり、補給食は多めに持参。
しかし固形物はあまり持たず今回はジェル系を多めにしました。

過去にニセコクラシックを走った速い方のブログを拝見するとジェル系を沢山持っている方が多くまたプロの補給食を見てもジェル系で足りると知ったためです。また水にマルチデキストリンなどの糖質を入れることでエネルギー補給している事を知り参考にしました。レース3日前からはご飯などの糖質を多く摂りカーボローディングも実施、前日はコンビニでパスタとお好み焼きを食べた。

レース当日朝

前日は旅館に泊まったがまさかのクーラーがなく暑い中過ごす、そしてまさかの旅館の隣でビアガーデンが始まりなかなか寝付けず…
それでもなんとか寝るが暑くて2時に目が覚めてしまい、少し早いが準備する。
4時頃に別で泊まっているチームメイトのホテルに到着し合流。
来年は自分もここにしようと決意。

ジョジョ立ちっぽい
天気は快晴

レースレポート

後ろに下島さん

6時15分にレーススタート、最初の数キロはパレードランだがガンガン色んな人が中に無理やり入ってくる。自分は安全第一に走っていたのでポジションを落としていくが気にしない。ブレーキが頻繁に掛かるので無理に突っ込まなくても良いのにと思っていた。案の定自分の後ろ付近で落車が発生。
そんなこんなでパレードランが終わりリアルスタート。

初めの登り〜ニセコ花園ヒルクライムコース

毎年スタート始めの登りで6〜7倍?近くで登るが今年はあまりガツンと上がる感じがしなかった。自分は4倍程度でマイペースで登ろうと思っていたので良かった。
ログを見返すと丁度4倍だったので計算通り。
その後もマイペースで無理なく登り、なんとか集団の後ろに食らいついていたが、登り手前で千切れてしまった。
下りで追いつくかと思ったがセーフティーに降りたかったので無理をせず下る、しかし途中で少し路肩に乗ってしまい危なかった、幸いスピードは出していなかったので落車はしなかったがボトルを1つ落としてしまう。

岩内アップダウン

L字の危ない下りを難なくこなし、岩内のアップダウンの登りを3.8倍で登る。
最初は単騎で登っていたが後ろから丁度ペースが合いそうな集団が登ってきたので合流。先頭の方が良いペースだったのでそのまま集団で登る。

パノラマライン

パノラマラインも先ほどの集団で良いペース(3.7倍)で登っていく。
途中キャニオン乗りの方に急に話しかけられ、何かと思ったら先ほど路肩に乗り上げた時、後ろにいた方らしく「大丈夫だったんですね」と声をかけられた。
「大丈夫でしたご迷惑をおかけしました」と答えたら「肌が黒くて日陰にいたこともあり外国人だと思いました!」と言われた笑
そこで少し和み「頑張って一緒にパノラマ登りましょう!」と返した。
そのまま登っていると頂上付近で止まっている見慣れたジャージがいる…
よく見てみるとまさかのまさ兄…笑
どうしたの?と聞くと脚を攣ったらしい。
なんとか脚は走れる程度には回復したらしく自分の集団と一緒に走ることに。たまに自分もペースを崩さないように前を引いて走る。

パノラマ〜蘭越方面

パノラマライン山頂を越え下りに入る。
自分は下りは攻めないと決めていたので、後ろで走る。
コースは頭に分かっていたので離れても問題ないところは休み、離れてはダメなところは多少脚を使いながら付いて下りをこなす。
下りを終え日本海側に向けて数少ない平坦区間を走る。途中補給区間がありボトルを貰う。
風が斜めから吹いており、エシェロン気味に皆んなでローテーションして走る。
日本海側に出て折り返しの平坦区間、風が追い風に代わりが、なかなかハイペースで走る。後ろに付いていてもキツイ…まさ兄に前に入ってもらい走るがなぜか先頭はスピードを上げる。理由はわからない。
逃げたかったにしても前の集団は見えていないし、周りを見てもキツそうなので結果、集団がバラけて終わるだけなのに。意図が見えない。

新区間〜新見峠入口

案の定、新区間の登りに入ってから前の逃げのメンバーを吸収、近くにいた方が「吸収されるんだったスピード上げるなよ」とぼやく。
気持ちはわかる結局みんな疲れるだけだった。
まさ兄も逃げ数名に入っていたので戻ったタイミングで「今はスピード上げないくていい、無駄に足使うな、上げるなら新見に入ってから上げろ」と言う。
まさ兄は脚を攣っている上に周りも協調できず疲弊しており明らかにメリットがない。ゴールまで残り数キロならわかるが。
新見峠なら個人で登ってもそれ程、空気抵抗など関係ない上、実力が近い人を見つけ一緒に走った方が得だと思う。
一応まさ兄に理由を聞くと「前の人が逃げたそうにしてたので付いて言った」と…なので「一人で行きたい奴は行かせとけどうせ落ちてくるんだから」と言った。

新見峠〜頂上

新見峠に入った途端集団が一気にペースを落ちる。わざとなのか疲れて登れないのか分からない、だが自分にとっては遅すぎるペースなのでダンシングをして先頭を走る。
よく見るとみんなインナーに入れて登っている、自分は後半にかけて調子が上がっていた事もありアウターで登れている。この人たちはもう登れないと判断しペースを上げて付いてこれる人だけで登ろうと決める。あとでログを見返すと3.8〜4倍で登れていた。結構な人数が落ち、新見峠を越え頂上付近まで小さな集団で走っていたが、最後の最後でまさ兄に付いて行けず離れてしまった。
丁度その時まさ兄が前を走っていたチームメイトOさんと合流し、一緒に下っていくのが見えた。

三段坂〜ゴール

下りではチームメイトには追いつけず、三段坂に入る。
三段坂に入る前に黄金温泉で補給の水を貰い登る。体力は問題ない、しかし足が攣りそうになってきた。補給と水を取りながら攣らない程度に走る、それでもまだ3.5倍では登れている。
三段坂の2段目くらいでチームメイトのOさんを吸収&パスし、まさ兄に追い付くべく走る。しかしなかなか見えない、途中Oさんに追いつかれるが関係なしにガンガン登っていく。
最後の5kmは単騎で走っていたが3kmほどでセレクシオンのOさんともう一人に追い付かれてしまった。後ろに付かれたが気にせず先頭を走る。案の定残り1km程でアタックされた。しかし付いていく気も脚もなかったので見送り最後は一人全力スプリントをしてゴール。

パワーデータ

総括

結果3年前の自分を超えることができたので良し。
セグメントもほぼ全てベストを更新しており、自分史上今が一番強いと感じている。これも日頃から一緒に練習しているチームの皆さんのお陰と感じています。
日々勉強になる事ばかり。
またいつも素敵な写真を撮っていただきありがとうございます。
無駄に写真映りだけ良くて良かったと思います笑

そしてこの場を借りて大会運営者様並びに関係者様ありがとうございました。

これからも自分のペースで精進して行きたいと思います。

ではまた!


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